昨年は東サラとの相性の悪さから募集に参加しませんでしたが、レッドルピナスがJRAで勝利、レッドシュヴェルト(牡3/尾関)も勝ち上がれそうなレベルですから今年は参加しようと思っています。そこで東サラで募集されるであろう馬を探して見ました。
参考にしたのは配合リクエストに記載のある繁殖牝馬。特に今回は母がクラブ所属馬では無かった馬、つまり母馬優先に該当せず、比較的出資しやすそうな馬をピックアップしてみました。
アスタウンドメントの22
父はBCダートマイルやウッドワードSといった北米ダートG1を勝利している種牡馬。代表産駒はColonel Liam、Juju’s Mapの2頭。Colonel Liamはペガサスワールドカップターフ2連覇を含む芝G1を3勝。Juju’s MapはG1アルシバデイアディズSを勝ち、BCジュベナイル2着。芝ダート問わず活躍馬を出しています。
母のアスタウンドメントは米国で未勝利。母の半弟、つまり叔父が上述のColonel Liamになるので3/4同血になります。曽祖母のWonder Againはグラスワンダーの全妹で北米芝G1を2勝しています。
母、祖母が未勝利なのは気になりますが、母父Kitten’s Joy、叔父が芝馬と考えると芝で走れそうです。初仔の牝馬ということはマイナスになりますが測尺次第では面白そうです。
アンジュパッセの22
父の解説はいらないでしょう。最近はなかなか大物が出てこないですが2022年産は6世代目ですからV字回復の傾向はありそうですからここらで狙うのはありかと…
母のアンジュパッセは以前も解説したゴドルフィン血統の馬。父のShamardalは名マイラーでゴドルフィンのエース種牡馬。祖母のピクシープリンセスはエリザベス女王杯3着の実績。
姉も東サラで募集されていますがアメリカンペイトリオット→レイデオロと来てエピファネイアですから、繁殖としての評価が高まってきている印象。産駒の活躍はまだありませんが3番仔で走り頃の予感。
ダーヌビウスの22
父はこちらもエピファネイアになります。
母のダーヌビウス自身は2戦未勝利ですが3代母のドナブリーニはスプリントG1チェヴァリーパークSを勝利しています。そしてその産駒に3冠牝馬ジェンティルドンナがいますが、その全姉が祖母のドナウブルーでこちらはマイルで重賞を2勝しています。
エピ×カメのニックスにドナブリーニ牝系と高くても納得の血統背景。名門三嶋牧場生産というのも安心。最近はノーザンも調子を落としていますから、今年はそんなにノーザンF産にこだわる必要もないかもしれません。ジェンティルドンナからはジェラルディーナが生まれてG1ホースになりましたから、こちらからも大物が出て欲しいですね。
今回は母がクラブ所有馬では無かった馬から3頭ピックアップしましたが、見ているとエピファネイア、レイデオロ産駒が2022年産は多い印象です。2021年のレイデオロ初年度産駒はちょっとこじんまりした感じが多かったのでどうかな?という印象がありますね。
あと個人的に東サラはコスパ重視です。クラシック云々というよりは着実に勝ち上がって短距離やダートで賞金を加算していけるような馬を狙いたいですね。ただ牝馬ならクラシックも意識できるようなところは狙えるかもしれません。