狙っていたキタサンブラック産駒の1歳馬たちは何処へ?新たな候補馬は?

以前取り上げた2023年産で気になっていたキタサンブラック産駒たちですが、その行方はどうなったのか?

アスコルティの23→2024セレクトセール

祖母リッスンがG1フィリーズマイルの勝ち馬。近親にタッチングスピーチ、サトノルークス、ムーヴザワールド。半姉が昨年阪神JFを制して今年の桜花賞、NHKマイル2着のアスコリピチェーノという第注目の血統。牝馬なのでクラブかな?と思いましたがセール行き。億を超えるのは間違いないとしてどこまでの値をつけるか?

エライヤの23 →2024セレクトセール

母はフランス生産馬で母の父はSiyouniということでノーザンダンサー系。叔母のErvedyaは仏1000ギニーを含むG1を3勝。サクソンウォリアー産駒の半姉エラトーは芝1,800mの未勝利戦を制してチューリップ賞にも挑戦して9着。

エルヴァスⅡの23 →2023ミックスセールで4,600万円

実は昨年のミックスセールで既に売却されていました。母はアルゼンチンの芝2,000mのG1ホース。母父がノーザンダンサー系。半兄のブルクトーアはサクソンウォリアー産駒でキャロットで募集。今年デビュー予定の2歳馬です。

サマーハの23 →2024セレクトセール

母はノーザンダンサー系のシングスピール産駒。産駒はコンスタントに活躍しており、1番の活躍馬はマンハッタンカフェ産駒のシャケトラ。

シャトーブランシュの23 →シルク

もはや説明の必要なし。母はマーメイドS勝ち。半兄ヴァイスメテオールは重賞1勝&リステッド勝ち。全兄イクイノックスは世界最強ホース。半姉たちもコンスタントに活躍。キズナ産駒のガルサブランカで募集価格7,000万円だったと考えると募集価格は1億円超は間違いなし。

ジェットセッティングの23 →詳細不明

母は愛1000ギニー勝ちでノーザンダンサー系。その他にも母系にはノーザンダンサーのラインが多く入っている血統。半兄ベースセッティングはシンザン記念2着で現在OPクラス。スピード豊富な母系にキタサンブラックが組み合わさって面白そう。

デルフィニアⅡの23 →2024セレクトセール

母はG1未勝利も2着2回。Galileo産駒で長い距離で活躍しました。そして祖母のAgainは愛1000ギニーなどG1を2勝。半姉ベストミーエヴァーは出資馬でスイートピーSで3着。出資馬の下でクラブで募集されたら意地でも欲しかった馬でしたが残念ながらセールへ。

インフレキシビリティの23 →サンデーR

母は北米4勝で芝2,000mをレコード勝ちしたスピードの持ち主。母は貴重なScat Daddy産駒でノーザンダンサー系。サンデーで8000万円募集。

ということでほとんどがセール行き。今のところ加入クラブにやってくるのは母をシルクが所有しているシャトーブランシュの23のみ。しかもイクイノックスの全妹となるととてつもない募集金額になりそう。逆に中途半端に高いくらいだととてつもなく人気になって出資が叶わないということにもなりそう。基本何を付けても走る母の産駒で既に成功が証明されている組み合わせですから、出資する側も安心でしょうし、間違いなく厩舎もあの厩舎でしょうからね。

しかしなんでこんなにもセール行きなのか…ちなみにシルクの募集馬リストにいたキタサンブラック産駒は上述のシャトーブランシュの23含めて5頭。

イストワールファムの23

マンビアの23

アンティフォナの23

サラーブの23

シャトーブランシュの23

個人的にはこの中で抽優を使おうかなぁ…と早くも思っているのですが、なかなか理想と言えるような馬がいないのも事実。サンデーを持っていたり、ノーザンダンサーが薄めだったり、ダート寄りだったり、短距離寄りだったり、明らかに高そうだったり…できれば牡馬が欲しいんですけどね。

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