着々と補強を進めるブルージェイズ

  • 2021年1月23日
  • その他

おはようございます。

FA選手の移籍先が着々と決まり出していますが、トロント・ブルージェイズが大物2人を獲得しました。

1人は今回のFA市場のOFでは最も注目されていたジョージ・スプリンガーです。2011年のヒューストン・アストロズのドラフト1位選手です。デビュー以来ずっと年間20本位はHRを記録していますし、2017年は34HRを打ち、WSでもMVPになり世界一に貢献しました。2019年も39HR、2020年はサイン盗み問題の影響がチーム全体にある中、打率は下がりましたが、OPSでは.900近くまで残していました。成績もそうですが幼い頃から吃音症があり、いじめにもあっていたようですが野球を通して吃音症の少年少女に夢を与えている選手です。アストロズにはダーティーなイメージがついてしまいましたが、その中での「良心」的な人物ではないでしょうか。今回ジェイズとは6年契約を結びました。現在31歳ですから長期契約を結べたことは本人としては非常に良いことだと思いますが、球団としてはかなり賭けな気もします。外野手ですから膝なのへの負担もありますので、どこかでDHということもあるかもしれませんね。

2人目は前パドレスのクローザーであるカービィー・イエーツです。トレードで2017年途中にパドレスに移籍して、2018年にはERA 2.14 SV 12 HLD 16を挙げ、2019年は圧巻のERA 1.19 SV 41という成績を残しました。2020年シーズンは故障もあり思ったような成績を残せないままにFAになってしまいました。パドレスも再契約を狙っているという話もありましたが、最終的にはジェイズと1年契約を結びました。前年の成績もあり契約は単年かつ安価でしたが、復活すればジェイズとしてはかなりお得な買い物になります。イエーツは小柄な投手ですがスプリットが武器で奪三振率も高いですから、まさに抑え向きの選手です。

ア・リーグ東地区は昨年のリーグ王者レイズがいますが、大きな補強は無いですし、ヤンキースも今のところルメイヒューとの再契約を決めましたが、大きな動きは特にありません。ブルージェイズは楽しみな野手陣がいて、抑えも補強しましたが先発陣がリュ・ヒョンジン以外はあまり計算できませんが、楽しみなプロスペクトもいますからその辺りが活躍すればリーグ制覇もあるのでは無いでしょうか?今シーズンは本拠地を使えればいいのですが。

https://www.mlb.com/player/george-springer-543807

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