秋の福島競馬主な出来事【開催リーディング&年間リーディング決定】

  • 2023年11月19日
  • 競馬

2023年秋の福島開催も6日間の開催を終えて全日程が終了。これで2023年の福島開催も終了し、福島の年間リーディングも決定しました。それ以外のもいろんなことがありました💡

秋の福島はどうも落馬負傷での乗り替わりが多かった印象。障害レースならまだしも平地のレースで多かったですね。

11/11には藤田菜七子騎手の騎乗馬が馬場入場後に放馬した際に落馬。これで腰部を負傷してその後のレースは乗り替わり。菊沢騎手は斜行の影響を受けて落馬。翌日のレースは全て乗り替わり。

11/12には小林美駒騎手がレース中に落馬負傷。場所も頭部ということでその後のレースは全て乗り替わり。来日中のH.ドイル騎手もメインの福島記念でスタート直後に躓いて落馬してしまいました。

11/18には斎藤新騎手が落馬で肩を負傷して翌日の11/19も含めて乗り替わり。

福島はローカル開催ですからどうしても若手騎手が多く集まるのでそういった事象も起こりやすいのかもしれませんが、特に今開催は気になりましたね。

障害のレースを含めて今開催で1番の着差をつけたのが11/5の2歳新馬 ダ1,700m戦でした。横山琉騎手騎乗のオーケーバーディーが逃げると後続の方が苦しくなり直線でも差は開く一方。最後は流しながらも上がり3F36.8で2.9秒差の大差勝ちでした。

ちなみに2着馬は上がり3Fのタイムが39.1でしたから2.3秒の差があります。上がり3Fのタイムでこんなに差がついたのは初めて見ました。もちろんこれまでそんなに着目していなかっただけでそんなレースはもっとあったと思いますが、今開催で特に印象に残ったので取り上げました。

父はダートの鬼シニスターミニスター。そして3代母がサドラーズギャルなので近親にはエルコンドルパサーがいる血統です。エルコンドルパサーはデビュー3戦はダートで勝利を重ねましたからダート適性の高さは母系からも受け継いでいるのかもしれませんね。

11/18の福島競馬は雨の影響もあって不良馬場。よってダートは脚抜きの良い馬場になっていました。これまでのダート1,700mの2歳レコードは2008年まで遡り1:46.3でした。

この日は2Rの牝馬限定の2歳未勝利戦で佐々木騎手騎乗の9番人気のルルディッカが1:46.0で駆け抜けてレコードを0.3秒更新。15年ぶりのレコード更新となりました。そしてその次の3Rでは混合の2歳未勝利戦で城戸騎手騎乗の1番人気コトホドサヨウニが1:45.1のタイムで走破。レコードをさらに0.9秒更新しました。

15年間破られなかったレコードが更新から30分で更に更新されてしまうとは…この日だけでレコードタイムが1.2秒も更新された訳ですからね。この日のダートは異常な速さでしたね。

騎手部門は若手騎手が活躍しました💡

1位 佐々木大輔騎手 7勝 2着6回 3着7回

2位 永島まなみ騎手 7勝 2着2回 3着4回

3位 古川奈穂騎手 5勝 2着2回 3着1回

佐々木騎手は2年目。永島騎手、古川騎手は3年目ですから。この秋は若手がよく頑張ったと言えるのでは無いでしょうか?

調教師部門では鮫島一歩調教師がリーディング1位となりました。3勝で羽月調教師と並んでいました、わずかに4着の回数の差で1位になりました。

全日程が終了したということで今年の福島年間リーディングも決定しました💡

騎手リーディングは15勝を挙げた戸崎圭太騎手🥇昔はリーディングを獲るためにわざわざ乗りに来たこともありましたが、流石ですね。やらかしてしまう騎乗が叩かれがちで数字ほど評価されていないのが可哀想ですが…

調教師リーディングは6勝2着4回の上原佑紀調教師が同じく6勝の斎藤誠調教師を2着の差で抑えてリーディング獲得となりました🥇

調教師として馬が出走するのは今年からですが、見事にデビューイヤーから開催リーディング獲得となりました。

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