2021年12月出資1歳馬現状-キャロット編-

ステファニーズキトゥン20（牝1・久保田）

• 21/11/30 　ＮＦ早来 現在は週３日、坂路でハロン１７～１８秒のキャンター調整を行い、それ以外の日は周回コースでのキャンター１８００ｍやトレッドミル調整を取り入れています。成長の過程で少し負担の掛かりやすい肢勢に見せるものの、前捌きや腕の張りはいい意味で変わらずに推移しています。カイバ食いは旺盛とは言えず、見た目にもう少し力強さは欲しいところですが、跨ってみると馬体以上にパワーがあってスムーズに動くことができています。このまま坂路調教をメインにジックリ負荷をかけ、競走馬としてのベース固めを行っていきたいと考えています。馬体重476kg

→17秒台を取り入れているので順調だと思います。脚元の不安は父譲りかもしれませんね。もっとご飯食べてね〜

ウィープノーモア20（牝1・武井亮）

• 21/11/30 　ＮＦ早来 この中間は週２～３日、坂路でハロン１７～１８秒のキャンター調整を行い、それ以外の日は周回コースでのキャンター１８００ｍやウォーキングマシン調整を取り入れています。以前よりもトモを中心にボリュームが出て、前躯と後躯のバランスが良くなってきた感じです。坂路メインで負荷を掛け始めたあとも脚元の状態は安定しており、また、カイバ食いを含めて体調面もいい意味で変わりなく推移していることから、今後もコンスタントに坂路調教を取り入れ、ハロンペースを速めるなど負荷を強めていきたいところです。馬体重538kg

→こちらも坂路で17秒台で走ってますので順調。馬体重538kgと毎回大きく成長してくれているのがちょっと心配。調教を積んでもう少し体重を落としてから乗り込み量を増やして欲しいですね。

インナーレルム20（牝1・安田隆）

• 21/11/30 　ＮＦ早来 現在は週１～２本、坂路でハロン１９～２０秒のキャンター調整を行い、それ以外の日は周回コースでのキャンター１８００ｍかトレッドミル調整を取り入れています。まだ後肢を中心に緩さがある影響で疲れやすさはありますが、継続して乗っていることで少しずつトモの肉付きが良くなっているのはいい傾向です。乗り進める中で気性的に少し慎重になってしまうことはあるものの、前向きさは十分に持ち合わせており、焦らず慣らしてきていることもあって、集団の先頭で走れるようになりました。伸びのある動きは実に良く、今後はその長所を実戦での走りで活かせるようジックリ調整を進めていく考えです。馬体重478kg

→坂路19秒なので遅れていますね。外傷の影響もあるのでしょうがないです。ハーツの仔なので緩さはしょうがないですね。ただ動きがほめられているのは良かったです。オークスの舞台に立てますように。

グランデアモーレ20（牝1・池添学）

• 21/11/30 　ＮＦ早来 ロンギ場での騎乗馴致を問題なくこなせていたことから周回コースでのキャンターを開始し、１１月中旬から週１～２本、坂路で軽めのキャンター調整を中心に運動メニューを組んでいます。気性的にまだ幼い面を見せていますが、初めて坂路入りした際に真っ直ぐ登坂して来たように動きにはキラリと光るものがあります。まだ中身に重たさが残る現状も、このままコンスタントに乗り込んでいければより自ずと動ける体に変わってくるでしょうから、焦らずジックリ乗り進めていく考えです。馬体重486kg

→まだ坂路で乗り出したばかりなのでこちらも遅れている組です。如何せん兄弟全て勝ち上がっているのでこの馬にかかる期待も大きいです。兄弟は早期デビューを果たせましたが、この馬はどうでしょう？

エレガントマナー20（牡1・藤岡健）

• 21/11/30 　ＮＦ空港 現在は周回ダートコースでのキャンター調整を中心に、週２日は９００ｍ屋内坂路コースでハロン１８～２０秒のキャンター２本登坂しています。気性面を考慮してここまでじっくり進めてきましたが、現状で問題視するような点はなく、与えられた一つ一つのメニューをこなすことができています。まだ見た目にはコンパクトですが、弱さを見せるようなことはありません。ただ、非力な印象はあるので、じっくり強化を図っていきたいと思います。馬体重442kg

→坂路18秒ですのでまずまず。あとは回数が増やせればいいですね。近親に騸馬が多いように、気性が怪しいです。非力さを指摘されているのでじっくり鍛えてもらいましょう。牡馬のこの馬が1番軽いという…