9月の出資馬の結果振り返り【アメリカンビキニがヤマボウシ賞で2戦連続レコード勝ち】

9月の競馬も終了。今月は3度の出走で出走しない週も多かった印象ですが2歳馬が重賞、1勝クラスに挑戦。本来ならベストミーエヴァーの出走もあったはずだったのですが、こちらは脚部不安で回避。東京開催にも間に合わなそうなので年明けまでかかるかもしれませんね。

ブービー、シンガリ負けが続くキャロットのハートループ(牝4/小椋)は今回は出遅れからそのまま後方で終了。てっきりこれで引退かと思ったのですが、陣営はまだ距離を伸ばしてチャレンジしていく方針の様子。流石に次で光明が見えなければ引退だと思うのですが。正直に言って現在出資馬の中では1番期待できない状態で、維持費だけがずっとかかっている状態なのでここまで引き伸ばさなくても…とは思ってしまいます。

シルクの2歳馬ポートデラメール(牝2/斉藤崇)はデビュー勝ちを決めて、2戦目に中京での小倉2歳Sに出走するも7着。重馬場というのも堪えた感じがありましたが、ペースが上がった舞台だとスプリントは短すぎるということで早速今週は距離を1,400mに伸ばして京都のりんどう賞に出走予定。新馬戦で見せたような切れ味を出せるか期待したいですね。

そして最後は同じくシルクで同厩のニコイチであるアメリカンビキニ(牝2/斉藤崇)です。デビュー戦は2着でしたが7月の小倉のダート1,000mの未勝利戦を日本レコードで勝利。そして今回は世代初のダートの1勝クラスであるヤマボウシ賞でしたが、斤量UP、距離延長、初の左回り、最内枠、骨っぽい相手など厳しい条件が突きつけられましたが、スムーズにダッシュがついて逃げると最後まで影を踏ませず逃げ切り勝利。しかもタイムはデュアリストが2020年に出したコースレコードタイ。しかも向こうは54kgで牡馬、稍重馬場だったのに対して、こちらは55kg、牝馬、良馬場ですからより価値が高いです。これで次走がどうなるかですが、例年であればここの勝ち馬は兵庫ジュニアグランプリに向かい、好走するのが常ですが、牝馬の本馬がどんな路線を歩むのか楽しみです。

ちなみにこんなXでの投稿もありました⬇️

ブリーダーズカップジュベナイルフィリーズに挑戦することを検討すれば力を発揮するのでは?とのこと。流石にこれからアメリカは無いよな?と思いつつも今年はデルマー競馬場なので西海岸開催で遠征はしやすい。まさかね…

10月の出資馬の出走予定としては前述のポートデラメールのりんどう賞、スノーグレース(牝5/中舘)が新潟のトルマリンSを予定。そろそろキャリアの終焉が近づいていますが牝馬限定のここは巻き返しを期待したいところ。そしてまだ具体的な予定は出ていませんがオークスにも出走したヴィントシュティレ(牝3/古賀)が北海道での夏休みを終えて短距離路線のレースに出るとのこと。気性的にも非常に前向きな馬なので短い距離は合いそうです。もう1頭はキャロットの22年産の最優先トロワヴァレー(牡2/吉岡)がデビューを迎えます。このペースだと菊花賞当日の芝1,800mの新馬戦か翌週の2,000mの新馬戦でデビューとなりそうな予感。ノっている吉岡厩舎の馬ですし、期待したいところです✨

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