キャロットクラブ2024年1歳馬募集上位評価馬TOP10【10位T〜7位T】

シルク同様にキャロットでも今年の1歳募集で上位評価TOP10にランクインした馬をご紹介したいと思います。キャロットのポイントTOP10には11頭がランクイン。ということで前半は10位T〜7位Tの5頭をカウントダウン方式でご紹介したいと思います。

10位タイ 1.プライストトゥパーフェクションの23

父キタサンブラック 萩原清厩舎 募集価格5,000万円

評価:母は芝で米国の重賞を制しており、母の全姉ミステンプルシティは芝G1を3勝するなど優秀な母系。母父はロベルト系ながら母系にはノーザンダンサーの血も流れており、馬体も厚みがあるのでキタサン牝馬としては良し。ただ問題はこの厩舎。体質に問題のある馬を多く扱う厩舎で、実際母の産駒はまともにデビューできおらず、体質面は本馬も難点になりそう。募集価格もあり、回避しましたが体質の部分をクリアできれば面白いかも。あとは募集番号1番は走らないという負のジンクスも。

10位タイ 78.スペクトロライトの23

父ニューイヤーズデイ 杉山佳厩舎 募集価格3,600万円

評価:ニューイヤーズデイ産駒の全姉は勝ち上がっており、半兄ライトウォーリアはG1ホースとなりました。ただ母系は芝血統で配合的には芝に出てもおかしくないのですが、なぜかダートに出るのがこの母。母自身は2勝ですが、祖母のバランセラは芝リステッド勝ちがあり、G1でも2着。ビッシュ、ワンダフルタウンと芝中距離で活躍した馬が近親にも出ています。サイズ感も悪くなく、全姉以上の活躍は期待できそう。募集価格は確かに全姉よりUPしていますができもそれだけ良いということだろう。

9位 57.リスグラシューの23

父エピファネイア 矢作厩舎 募集価格8,000万円

評価:母は言わずと知れた名牝。日本に留まらず豪州でもG1を制覇。母のみならず祖母も重賞勝ち馬。本馬が3番仔で走りごろ。半兄が予後不良という不慮の死を遂げてしまいましたが、本馬は見た目も母にそっくり。右前を回して歩いたり、ガニ股に歩く姿は特徴的でその姿から出来の悪さを指摘されていましたが、そういう馬も母父ハーツクライ産駒からは出ていましたし、母も同じような特徴もありました。母との違いは体高の低さで、おそらく1,800mから2,000mくらいが上限かと。個人的には最優先の候補筆頭でしたが結局人気が一気に出て断念。

7位タイ 9.ラドラーダの23

父サートゥルナーリア 田中博厩舎 募集価格1億円

評価:キャロットお馴染みの母に2世代目のサートゥルナーリア産駒。半兄レイデオロはダービー馬で牡馬産駒は基本活躍。特にキンカメ系との相性は抜群。今回の募集の中でも1頭だけ抜けてよく見えた1頭で牡馬を狙いながら×もあれば筆頭候補でした。1億円の募集価格も決して高く感じないデキでした。気になるのは母が高齢の部類に入っていることと、母系の気性の悪さ。多くの馬が騸馬になってしまっているというのは種牡馬入りを目指す上では厳しいところ。

7位タイ 67.ブランシェクールの23

父ドレフォン 武幸四郎厩舎 募集価格3,200万円

評価:この世代は父ドレフォンの5世代目ということでV字回復世代。実際多くの有力牝馬に付けられていますが、本馬はその中では地味に見える血統ですが、母はJRAのみならず地方転出後に交流重賞路線でも活躍。叔父に全日本2歳優駿を制したノーヴァレンダがいる日本ダート界では一流の血統。クロフネ、ダイワメジャーの血が入り、日本のダートに合うことは間違いなし。4月生まれながら馬格もしっかりとあります。武幸四郎厩舎もリーディング上位。キャロットのイメージはありませんが上位厩舎に預けられているのは期待の現れか?

実際に今回私が申し込んだ馬もこのランクに属していました。

見栄えだけで言ったら牡馬のラドラーダが正直圧倒的に抜けて良く見えましたが、キャロットの場合アワブラがありますし、将来のアワブラ入りを考えても面白そうな馬がここにはランクインしていた印象です。

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