10月の出資馬の結果【牝馬5頭が出走するも惨敗続きで掲示板も無しの厳しい結果】

10月は出資馬5頭が出走。本当はキャロットのトロワヴァレー(牡2/吉岡)がデビューする予定でしたが、眼を負傷したということでデビューは延期。ということで10月は牝馬のみ5頭が出走しました。しかも2歳、3歳、4歳、5歳と現役の各世代から出走がありました。

結果は5戦未勝利。特に惜しいという馬もいなかったのが残念でなりません。今回は年長順に見ていきたいと思います。

5歳牝馬のスノーグレース(牝5/中舘)は新潟の牝馬限定戦の3勝クラスであるトルマリンSに出走するも8着。このクラスで2度の2着があるように力はあるはずで、牝馬限定ならチャンスはあると思ったのですが、今回はいつも以上に進んでいかずに敗退。落ち着きすぎているということで闘争心が失われつつある様子。そろそろお母さんになる準備なのかな…とは思うのですが次回はメンコを外して、調教でももっと攻めていくとのこと。ただ問題は適する条件のレースが今年はもう無いということ。右回りにはなりますが12/1の中山ダ1,800mのハンデ戦 市川Sが有力ですかね。

4歳牝馬はキャロットの2頭。そのうち10月一番ショックだったのはキープスマイリング(牝4/武井)ですね。前走は約1年ぶりのレースで8着。今回は更なる前進が確実に期待できると思っていたのにも関わらず14着。ただレース後の更新で皮膚病なども出ていたようで見えない疲れがあったのかもしれませんね。脚元も相変わらず浮腫みがあるようですし、細心の注意を払わないといけませんね。もう1頭のハートループ(牝4/小椋)は距離延長で芝2,000mの湯沢特別に出走しましたがブービー負けの15着でいつも通りの結果に。そして本馬は引退が発表されました。

3歳牝馬のヴィントシュティレ(牝3/古賀)はオークスから一気に距離短縮のスプリント戦に出走も16着と全く良いところは無し。ただ古賀先生は姉たちの過程も考えて、長期プランでの育成を考えている様子。何度かスプリントを使って我慢することを覚えさせる作戦のようです。この辺りは姉たちも預かっている古賀厩舎ならではの育成ということでしょうね。心強いですが、できれば早めに結果は残して欲しいところ。

2歳牝馬のポートデラメール(牝2/斉藤崇)が2歳1勝Cのりんどう賞に出走するも8着。脚元の硬さが今回は調教から気になったようでレースでもうまくいかず、ダート馬の様相が見られて来ているようです。ただナダル産駒ですが、芝でこその血統だと思いますしいかんせん小さい馬ですからね。そしてレース後に種子骨の骨折が判明。9ヶ月以上の休養が必要ということで北海道で休養することになりました。

11月はなんといってもアメリカンビキニ(牝2/斉藤崇拝)のBCジュベナイル出走があります。なかなか人気を背負いそうですし、現地の記者たちの印象としても今年のメンバーはまだ早い時計を出しているアメリカの馬がいないのでチャンスはあるのでは?という感じらしいです。そして3勝クラスのレッドシュヴェルト(牡4/尾関)が出走予定。前回はデムーロ騎手にやられた感がありますが、今回はルメール騎手に手が戻るので間違いなく良くなるはず。これでオープン入りできれば来年の楽しみが増えますね。あとはシルクのレイナサグラーダ(牝2/小栗)が福島でデビュー予定。順調に行けばユニオンのアジュマン(牡2/石坂)やデビュー延期になったトロワヴァレー(牡2/吉岡)もデビューできるかもしれませんね。

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