キャロットの21年産の最優先を使ったルフトクスですが、3歳秋にして早くも転厩となりました。
24/10/22 NFしがらき周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間は先週とほぼ同じメニューで乗り込みを続けています。リフレッシュに時間をかけて徐々に良化を辿っている状況で、1ヵ月後ぐらいの移動を視野に進めていければと考えているところです。徐々に運動量上げながら態勢を整えていきます」(NFしがらき担当者)なお、本馬につきましては、環境を変えて前進を図りたいという意図もあり、杉山晴紀厩舎から杉山佳明厩舎へ転厩する予定です。会員の皆様には何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
本来は杉山晴調教師からは11月の福島ダート1,700mを使う予定で、そのために前走は早い流れを経験させて行こうと1,400mのレースを使いました。先々を見据えていましたし、杉山晴紀先生もこの天球は想定外だったのかもしれませんね。そう考えるとクラブが主導で転厩に動いた感じがあります。どこか気に入らない部分があったのか…福島を使う割にはやけに帰厩が遅かったので気になってはいたのですが。
昨年の10月に芝1,400mでデビューすると3戦目の今年2月の小倉戦でダート1,700mを使って初勝利。ダート替わり初戦で結果を残したのは父の影響と言うよりかは、母の影響が大きいのでしょうね。
その後1勝クラスでは10着、4着、6着。ここ2戦は減量騎手のルーキー吉村騎手を鞍上に迎えていましたが、まだ結果は残せておらず、次が勝負かな?というところでした。杉山晴紀先生には勝ち上がらせてくれたことは感謝ですし、いろいろ工夫して次の1勝を目指してくれていたので全く不満はありません。
これからお世話になる杉山佳明厩舎はサンデー系の馬を多く預かっている訳では無いのですが、デビュー4年目の今年はリーディング50位圏内も狙えるような位置で年々成績は向上。コスタボニータ、イフェイオンで今年は2つの重賞を制していますし、かなり成績は牝馬に偏った印象で、牝馬を預けるという意味では非常に心強い厩舎です。まだノーザンのバックアップがそこまで無い中で結果を残しているので、おそらく今後ノーザンの馬も集まってきて更なる成績の向上が狙える新進気鋭の調教師。まだ40歳と若いですから、今後が楽しみです。1歳馬のスペクトロライトの23もお世話になる予定ですが、先に先輩のルフトクスが入厩します。
気になるのは今後の予定。なんとか年内あと1勝をしてもらって来年以降に臨みたいのですが、公式の発表によると年末の中京開催を目指すとのことで12/7か14の牝馬限定の1勝クラスになりそうですね💡