先週は2頭が出走。どちらも人気を背負っていましたし、騎手を含めても期待できそうでした。
11/9 東京10R 奥多摩クラス(3勝C) 芝1,400m
レッドシュヴェルト(牡4/尾関)
3歳勢を押し退けて1番人気に推されました。5分にスタートを切りましたが後方からのレース。ただ内枠からのスタートということで内に包まれたままで外には出せずに直線へ。内のスペースを狙いに行き、これから”伸びる”というところで前を完全にカット。スペースを失いルメール騎手も追うのを止めて11着でゴールしました。
C.ルメール騎手「スミマセン。アンラッキーでした。直線でエンジンが掛かったところでノースペースになってしまって…。スムーズだったら勝負になっていたはずです。ゴメンナサイ」
尾関知人調教師「もう見ての通りで、直線で進路をカットされたのが全て。ルメール騎手も前を行っていた馬のジョッキーに声を掛けていたようで、パトロールビデオを見ても入れるスペースがあったのですが、そこから前の馬が内に入ってきて進路を塞がれてしまい万事休す。前半はやや行きたがっていましたし、3コーナーのあたりでも窮屈になってスムーズさを欠く場面もありました。加えてこのスローペースと不利な条件は重なっていたものの、手応えは良かったので直線でスムーズに捌けていれば勝ち負けになったはず。いい状態で送り出すことができただけに、本当に悔しいです。今後については、厩舎に帰って少し様子を見てから決めさせていただきます。1番人気に応えることができず、大変申し訳ありませんでした」
今回は完全にアンラッキー☠️これも競馬ですが、急ブレーキを踏んだだけに馬へのダメージも気になるところ。
ただこれには尾関騎手も怒り心頭ですね…
さてこれで次をどうするか。東京の芝1,400mのレースは年内もうないので、この条件を使おうと思えば来年の年始の東京開催までありません。
左回りの芝1,400mに拘るとするなら11/30の中京の飛騨Sがありますが、もしかするとここでダートに挑戦ということも有り得るかもしれません。
11/10 京都5R 2歳新馬 芝2,000m
トロワヴァレー(牡2/吉岡)
スタートを5分に切ると積極的に前でレースを進めます。4番手に控えると最後の直線は前に行ったコジオスコ、エコロディノスとの勝負に。2番手に行ったエコロディノスが上がり3F最速の脚を使って抜け出すと、そこを目指して追い出しますが最後は3馬身離されての2着🥈でした。
24/11/10 吉岡厩舎10日の京都競馬では道中は4番手あたりを追走。直線では先に抜け出した勝ち馬を懸命に追うが、最後までその差は詰まらず2着まで。「いい競馬はできたのですが、まだトモがしっかりとしていない分、最後は止まってしまいました。ただ、今日は勝った馬も強かったですし、こちらも走ってくると思いますので、これから成長してきたら楽しみです」(C.デムーロ騎手)目をぶつけてしまうなど中間は一頓挫ありましたが、幸い回復は早く、いい仕上がり状態で初戦に向うことができました。今日は勝った馬が強くて差は詰まりませんでしたが、こちらもしっかりと脚を使って内容のある競馬をしてくれたのではないでしょうか。勝ち切れなかったことは残念ですが、次走できっちり結果を出したいところです。この後は馬体を確認してから検討していきます。
負けはしましたが最後は一応3F35.1の脚を使っていますし、トモがしっかりとはまってくればもっと速い脚を使えるようになるはずです。
今回はC.デムーロ騎手を手配して、調教も抜群だっただけに必勝態勢でしたが、勝った馬も相当強かったですね。流石にR.ムーア騎手が乗るだけのことがあります。
流石に2週間デビューを延期しての今回の一戦だったので続戦ということは無いと思いますが、できれば年末には復帰して年内に勝ち上がりは決めておきたいですね。
そうすればまだ春のクラシックの芽もあります💡