今日はシルクのレイナサグラーダ(牝2/小栗)が福島芝1,800mでデビュー。ドゥレッツァの半妹になりますが芝中距離でどこまでできるでしょうか?
● レイナサグラーダ ●
11/13 在厩場所:栗東トレセン 小栗実調教師「13日に坂路コースで併せて追い切りを行いました。道中はレイナサグラーダが2馬身ほど先行して、最後は2歳未勝利馬とほぼ馬体を並べて終えています。今週は福島競馬場までの輸送がありますし、先週CWコースにて長めから負荷を掛けましたので、少し気合を付けるくらいとセーブいたしましたから、時計的には目立ったものでは無かったものの、動きは悪くなかったですよ。スパッと切れるような感じではなくてジワッと脚を使うタイプですし、ゲートも水準くらいには出てくれますから、可能なら前目に付けてひと脚使う競馬をしたいですね。その点は先週ジョッキーも調教で跨って心得てくれていますし、大丈夫でしょう。飼い葉食いに関しては先週半ばくらいから餌の種類を変えたところ、よく食べてくれるようになりました。この感じであれば輸送でも極端に減ることは無さそうですし、440kgくらいで出走させたいですね」
11/7 在厩場所:栗東トレセン 小栗実調教師「6日にCWコースで併せて追い切りを行いました。道中は3頭縦列の2番手から進め、直線で真ん中に進路を取って脚を伸ばすと、後ろから脚を伸ばしてきた相手には遅れたものの、前を走っていた相手には2馬身ほど先着しています。少し頭が浮いたような走り方になっていて、もっと背中を上手く使って前下方でハミを取れるようになれば理想なのですが、5ハロンから67.5秒と時計的には予定していたくらいのものを消化することが出来ました。今週コースでしっかりと負荷を掛けることが出来ましたから、これで中身の方も上向いてくると思いますし、先週末にはゲートの確認を行って、発馬に大きな問題が無いことも確認できました。あとは、先週の追い切り後に少し飼い葉食いが落ちてしまい、飼い葉の内容を工夫したことで持ち直してはいるものの、体が必要以上に減ってしまわないように気を付けながら調整していきたいと思います」
10/31 在厩場所:栗東トレセン 小栗実調教師「帰厩後は精神面には注意しながら進めていますが、以前よりは落ち着いて調教に取り組むことができていましたので、30日に坂路コースで併せて追い切りを行っています。道中はレイナサグラーダが追走し、同じ2歳馬に同入しています。前日の雨の影響で馬場が重くなっていましたので、脚を取られて走りづらい部分がありましたが、最後まで諦めずに頑張って走ってくれましたし、強め1本目としてはまずまず動いてくれました。これから負荷を強めていくと同時に、精神面や飼い葉食いが悪くならないか気掛かりな部分はありますが、今のところ飼い葉をよく食べてコンディションは良いですから、今の雰囲気を維持しながら進めていければと思っています」
レイデオロ産駒の牝馬は不振を極めていますが、本馬も馬体の幅は薄く、440kgということで馬体面の不安はありますね。
半兄ドゥレッツァは23年の菊花賞馬となりましたが、それ以外の兄弟は不振なのであまり血統的には強調できないのですが、せっかく福島まで遠征する訳ですからしっかりと勝ちたいですね。
鞍上は亀田騎手ということで3場開催のローカル競馬と考えれば悪くない選択肢かと思いますし、しっかりと調教から乗ってくれているのは心強いです。
調教の感じからするに後ろからレースをすると厳しそう。開催後半の福島ですが、前目につけてなんとか粘り切りたいところですね。