12/15 中山12R 3歳以上1勝クラス 芝1,600m
ヴィントシュティレ(牝3/古賀)
1枠1番からのスタートで、比較的好スタートを切りましたが作戦通りに中団待機策へ。そこから末脚を伸ばす展開に期待しましたがスローペースで折り合いをつけるのにも苦労しながらのレースに。最後の直線でも伸びを欠き12着で再びの大敗となりました。
24/12/15 古賀厩舎15日の中山競馬では道中中団でジワッと進めるが、最後はジリジリとした伸びになってしまい12着。「前走の1200mの流れでも結構、ハミに来るところがありましたが、中山のマイルでなおかつペースが流れなかったこともあり、楽ではなかったですね…。折り合いはポイントですが、本質的にはワンペースながらいいフットワークの馬なので、前走よりも折り合いや溜めることに力を入れ過ぎず、流れに乗せていくイメージで取り組みましたが、左右のハミの取り方がアンバランスで力んでしまいました。今日の走りを考えても教えることが多く、直ぐにと言うよりは時間はかかりそうですが、上手くいかず申し訳ございません」(北村宏騎手)「返し馬は後の番にして、ジョッキーが探るよう慎重におろしてもらい悪くない雰囲気でした。その中で競馬では極端に引っ張って溜め過ぎず、流れの中でリズムを整えられれば良かったですが、ジョッキーも言っていたように、この条件でペースが落ち着いてしまい楽ではなかったですね…。教えていくための時間は必要ですが、力をスムーズに発揮できるように何とか模索していきたいです。今日はいい走りをお見せできず申し訳ございませんでした」(古賀師)折り合いには注力しつつも、少しでもこの馬のリズムで走れるよう真ん中くらいのポジションを追走する形を選択しました。その中で上手くまとまりを作って終いにつなげることができれば理想でしたが、まだロスの多い走りになってしまい、最後に脚を使うことができませんでした。悩ましい状況が続きますが、勝ち負けできる力はあるはずなので、何とかキッカケを掴んでいきたいところです。今後はレース後の状態を見てから判断していきます。
難しい馬ですね…
こうなるとそこまで末脚に拘る必要もあるのか?と思ってしまうのですが、そこは古賀先生も姉たちを知っていて期待しているからこその戦略なんでしょうね。
時間がかかりそうですが北村宏騎手とのコンビでしばらく教え込んでもらう必要がありますね。
12/15 京都12R 東山ステークス(3勝クラス) 芝1,400m
レッドシュヴェルト(牡4/尾関)
レースは内枠から好スタートを切りますが末脚勝負の馬ということで後方へ。ただ直線を向いた段階で前とはだいぶ差があり、この時点で頭は無いなという感じ。馬の密集する内側を選択して縫うように伸びてこようとはするものの時すでに遅しで6着まで。勝ち馬は実質トップハンデながらかなり強い内容でしたが、2着馬とは0.2秒、3着馬とは0.1秒差でしたから展開頼みにはなりますが最後は上がり3F33.7秒の末脚を繰り出していましたし、ハマればこのクラスでもやれるのではと思っています。
C.ルメール騎手「馬はすごく良くなっていましたし、いい競馬はしてくれたと思いますが、内枠でコーナーリングも思った以上にきつくてエンジンがなかなか掛からなかったです。それでも最後は狭いスペースを割ってジワジワ伸びてくれて、3着まではもう少しでした。京都コースは難しかったので、やはり東京コースの方が向いていると感じました」
尾関知人調教師「すみませんでした。関西圏ということもあり、流れが速くなり、位置取りも後ろになってしまったうえにフルゲート。終いの脚にかけたようですが、狭いところを縫って縫って追い上げてもあそこまでが精いっぱいでしたね。同じような競馬を続けていけばハマることはあると思いますが、ジョッキーのコメントにもあったように東京でこその馬なのでしょう。結果は残念でしたが、この流れる競馬を経験したことを今後に生かしていきたいですね。この後は少し間隔を空けることになると思います」
やはり東京専用の馬ということなのでしょうね。ただ東京の芝1,400m限定となると選択肢は狭まる一方ですし、できればマイルまでこなしてもらうか、ダートも選択肢に入れた方が良いような気もするのですが…
しばらく間隔を開けるということなので2月の東京開催までお休みでしょうね。
今後のレースとしては
2/2 節分S 芝1,400m
が有力でしょうか?
ここを逃すと芝1,400mは次は4月の開催まで待たなければなりません。
逆に芝マイルやダート1,400mであれば
2/15 銀蹄S ダ1,400m
2/16 雲雀S 芝1,600m
も選択肢に入ってくるでしょうね。1,400mのレースはスペシャリストが集まりますし、芝1,600mはノーザンの他の良血馬たちとの厳しい戦いがありますが、果たしてどうなるでしょうか?