今日はシルクの明け3歳牝馬レイナサグラーダ(牝3/小栗)が出走します。
24/12/26 在厩場所:栗東トレセン
小栗実調教師「26日の検疫でトレセンへ帰厩いたしました。まずはよく脚元を中心に馬体を確認しまして、問題無ければ明日から乗り出しを開始いたします。喉の状態や調教の動きを見てから最終的に判断したいと考えていますが、今のところは1月12日の中京・芝2,000m(牝)に照準を定めて進めていきます」
25/1/9 在厩場所:栗東トレセン 小栗実調教師「9日に坂路コースで追い切りを行い、全体が56.2秒でラスト1ハロン13.0秒のタイムをマークしています。併せてどれだけ動いてくれるのか試してみたところ、3歳1勝クラスが相手とは言え、追い出してからがもう一つ動き切れなかったですね。息づかい・動き共に一息だったことを考えると、もう少し追い切りを重ねた方が良いと判断し、今週の出馬投票は控えさせていただきました。週末と来週の追い切りの動き次第にはなりますが、態勢が整うようであれば、18日の中京・芝2,000m戦に吉村誠之助騎手で向かう予定です」
25/1/15 在厩場所:栗東トレセン 小栗実調教師「先週の追い切り後はやや飼い葉を残していたので、その点は少し気掛かりでしたが、翌日には元の量を食べてくれましたし、体重は維持することができていました。ですから、加減することなく先週末にも坂路コースにて15-14程度まで負荷を掛けることができましたし、15日の追い切りも坂路コースで併せて時計を出すことができました。全体が55.1秒でラスト1ハロン13.1秒と、時計は目立ちませんが、強めに追えばもっと動けそうでしたし、良い追い切りを消化出来ました。息づかいは相変わらず気になりますが、それが影響して脚が鈍ることはないので、レースでもリズムよく走れば最後まで頑張って走ってくれるでしょう。前走は他の馬に気を遣う場面があったように、いかにのびのびと競馬が出来るかがカギになりますが、最後の直線でばらけ易い中京コースであれば思い通りの競馬ができそうなので、ジョッキーにはその点も頭に入れてエスコートしてもらいたいと思っています」
デビュー戦は秋の福島芝1,800m戦で亀田騎手鞍上で7番人気8着という結果に。その際にはこんなコメント⬇️
11月17日(日) 福島5R 2歳新馬 [指定] 芝1800m 亀田 温心(55.0kg) 8着 7人気
亀田温心騎手「トレセンでゲート練習をしていた際はもっと行き脚が付いたのですが、今日はゲートを出てから周りに気を遣ってあまり進みが良くありませんでした。また、道中も他馬を怖がる面があり、外に逃げながら走るところがありましたね。直線でもバテてはいないものの、やはり周りに気を遣って動き切れませんでした。これらに関しては今後競馬を覚えていってくれればと思いますし、経験を積めば好位に付けて競馬をすることも出来るようになると思います。また、息遣いにも良化の余地がありそうで、今はまだまだ成長段階だと感じました。それでも、ウッドチップよりも軽い芝の方が良い走りをするなと感じましたし、乗り味も良く、能力はありそうですよ」
まぁ新馬らしくまだまだ若さは見せていて、軽い芝の方が良さそうということでしたが、亀田騎手からは”能力はありそう”というコメントが出ていました。リップサービスでなければ良いのですが…
12/26に栗東トレセンに戻ってきましたが、坂路では一杯に追って最後13.4で遅れるなど数字を見るとさすがにまだまだ厳しいかなぁという印象。
本来は先週の競馬を予定していましたが、3歳1勝クラスの馬に一杯に追いながらもだいぶ遅れを取る調教状態だったことから回避して、18日の中京芝2,000m戦に向かうことになりました。最終追い切りも軽めだったとはいえなんとも微妙な内容。これはもうほぼアウトだと個人的には思っているのですが…
何と言っても大苦戦のレイデオロ牝馬ということで正直デビュー前から期待値は大幅にダウンしてしまいましたし、血統的にも母はニュージーランドのG1ホースで半兄ドゥレッツァこそ出ているものの、それ以外の産駒はさっぱりですからね。今は勝ち上がりへの不安しかない状況です。
今回は減量騎手の吉村騎手を手配したので、減量を最大限に活かした競馬をしたいですね。