冬休みの課題:続編 ノーザン系クラブで重賞馬やG1馬に出資するには?

前回冬休みの課題として2022年から24年の重賞勝ち馬の産まれた時の母年齢や何番目に産まれた産駒なのかを調べてみました⬇️

その際には母8歳かつ2番仔が一番熱いということでしたが、この調査の中では一応牧場別にも調べられるようになっています。中でも私が出資しているクラブの主な生産牧場である社台F、ノーザンF、白老Fにフォーカスを当てています。ただ東サラを撤退方針なので社台Fは今回は無視してノーザンと白老にフォーカスを当ててデータを抽出してみました。その結果がこちら⬇️

3年間のトータル387レースのうち144レースをノーザンFと白老Fの生産馬、というか全体の1/3をノーザンF生産馬が制しており、重賞馬出資への近道は間違いなくノーザンF生産馬に出資すること。そこは一番重要なファクターかもしれませんが、その中でも細分化していきます。

まず母年齢の括り「縦軸」を中心に見てみると全体では8歳時の産駒が熱かったのですが、この括りでは母9歳の産駒が22勝を挙げてトップ。イクイノックスの存在が大きいですが、ジェラルディーナレガレイラも母9歳の産駒になります。

次点で母7歳の産駒。リバティアイランドが代表ですが、ソングラインアスコリピチェーノママコチャステレンボッシュと牝馬のG1ホースが多数。

有意差検定を行なっている訳ではありませんし、サンプル数が少ないですが、母7歳〜11歳の間に多くの重賞勝ち馬が出ている印象。いわゆる適齢期ということですが、全体では8歳〜10歳がゴールデンゾーンでしたが、ノーザン&白老生産馬においてはもう少しレンジを広げて、7歳〜11歳をゴールデンゾーンとしても良いのかもしれません。ただもっとデータを集めれば変わって来そう。あとはそもそも高齢の繁殖牝馬は少なくなりますし、繁殖の頭数が多いゾーンとも言えると思います。

次の「横軸」の何番目の産駒なのか?の括りで見てみたいと思います。全体では2番仔が一番の成績を残していましたが、ノーザン&白老生産馬でも2番仔が優秀✨次点の初仔、5番仔と比べて1.5倍の成績を残しています。

母7歳のところでも取り上げたリバティアイランドアスコリピチェーノステレンボッシュママコチャ以外にもチェルヴィニアアーバンシックといった数多くのG1ホースが2番仔。

あとはこちらも全体同様、初仔が大健闘。初仔は大きくなりそうならノーザン&白老産も積極的に狙っていった方が実は良いのかもしれません。募集価格も高くなりにくいですからね💡

全体と違う傾向なのは5番仔。もちろん全体でも許容範囲のうちですがゴールデンゾーンからは外れていました。サンプル数の少なさが影響しているのかもしれませんが、レガレイラジャスティンミラノナミュールドゥレッツァキラーアビリティジュンライトボルトなどG1ホースが多数。

明らかに7番仔以降の成績は落ちていることもありますし、初仔〜6番仔までがゴールデンゾーンとしての狙いですね。これからもっとデータを入れて精度を上げたらレンジも狭まるかもしれません。

全体では8歳の2番仔が超ホットスポットとして取り上げましたが、ノーザン&白老も同じ傾向ではあるものの7歳2番仔、9歳3番仔も同じだけの成績を残しており、全体ほどの差が出ませんでした。なのでここはもっとデータを集める必要はありますね。

ただ言えることは

母年齢が7歳〜11歳 かつ 初仔〜6番仔までの産駒に絞るだけでも大物を引けるチャンスは広がりそうです。まぁ人気のラインにはなると思いますが、その中でも例えば新種牡馬の産駒であったり、まだきょうだいがデビューしていない産駒であれば割安に出資できるかもしれないので、やはり個人的にはこのゾーンの中でも母が若くて初仔〜3番仔で狙いたいですね。確かに私が出資した唯一の重賞勝ち馬ヴァイスメテオールも母8歳の2番仔でした💡

今年の募集では大当たりを引いて皆さんで喜びを分かち合いたいですね✨

少しでも皆様の出資戦略の参考になりましたら幸いです。

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