1/11の中京10Rの2勝クラスの牝馬限定ダート1,800mの恵那特別。出資馬のキープスマイリング(牝5/武井)が出走していましたが、勝ったのはシルクのダブルハートボンド(牝4/大久保龍)でした。
3歳8月の未勝利戦で既走馬相手にデビューしいきなり6馬身差の勝利。続く中1週で挑んだ1勝クラスは大差勝ち。その後剥離骨折で休養を挟んでの今回の一戦でしたが、直線抜け出すと3馬身の差をつけての完勝でした。
1月11日(土) 中京10R 恵那特別 (牝) ダート1800m 坂井瑠星(55.0kg) 1着 1人気
坂井瑠星騎手「これまでの競馬の内容からここでも勝負になると思っていましたが、思っていた以上に良い内容で勝ち上がってくれましたね。ここでもハナに立とうと思えば行けるぐらいの手応えでしたが、それでは今後の競馬に繋がらないので、番手に控えてレースを進めていきました。自分のリズムではなかったものの、こちらの指示に従って上手く収まってくれましたし、最後の直線でゴーサインを出すと反応良く伸びてくれました。上のクラスでも楽しみですね」
3戦続けて中京のダート1,800mだったということで違うコースでどうなのか?というところは一つの課題。
あとは単純に3勝クラスの壁にぶつからないか?ということですね。猛者の集まるところですし、牝馬限定戦も限られてくるので強豪の牡馬との戦いになるかもしれませんからね。
次もあっさり勝ってしまうようなら本物ですね✨
特に牝馬のダート中距離となると交流重賞もメンバーがほぼ固定されるので、OPクラスで賞金を加算できればただもらいのような重賞も出てくるかもしれませんね。
そして個人的にはなんといってもこの馬は出資馬だったエバーフレッシュの半妹。エバーフレッシュは松永幹夫厩舎に所属していたハーツクライ産駒の牝馬で、芝でデビューするも良い結果を残せずダートへ。一度3着こそありましたが、結果は6戦未勝利で引退。その後ノーザンファームで繁殖生活を送っています。初仔はミックスセールで購買されましたが、ニューイヤーズデイ産駒でした。
さらに上の兄には逸材と期待されながらも早逝してしまったオブセッションがいましたし、ダイワメジャー産駒のブレーヴジャッカルは芝1勝、ダート2勝と結果を残していました。まだまだ馬を見る目が甘く、ただただハーツクライ産駒に出資したいという思いで出資してしまいましたが、ハーツ産駒の牝馬の難しさを痛感した馬の1頭でしたね。結果ハーツクライ産駒は3頭出資したものの1勝もできませんでしたからね🥲
ダブルハートボンドの場合は父がキズナに変わったこともあり、より米国色が強くなり牝馬ながら馬格もしっかりあることでダート中距離でもこれだけしっかりと走れているのでしょうね。そもそも母のパーシステントリーもG1パーソナルエンスンSの覇者ですからね。
出資馬の下が走るパターンで行くとシルクでヴァイスメテオールに出資していながら、イクイノックスはノーマークだったというケースもあるので、なんか惜しいですよね😅他にもこちらはクラブ自体は違いますがアンモシエラが走って、サンデュエルは怪我もあって1勝止まりということもありましたね…