先週の気になる馬【6/5-6】

おはようございます。

先週から新馬戦も始まりましたが、重賞では久々にライオンの馬が勝利しました。

土曜日の鳴尾記念を勝ったのはユニコーンライオン(5牡・矢作厩舎)です。父がStorm Cat系のNo Nay Neverで母父がHigh Chaparralという血統です。父はアメリカ産ながら欧州で走り6戦4勝で引退しスタッドイン。早くから勝ち上がる産駒を送り出しました。そして名種牡馬Scat Daddyの後継として期待されている馬です。母父High Chaparralはイギリスダービー、アイルランドダービー、BCターフを勝った名馬です。完全な外国産馬です。募集価格2億円という高額馬ですが、やっとその期待に応えました。

安田記念はダノンキングリー(5牡・萩原清厩舎)が復活の勝利。ディープ×Storm Catというニックスから新たなG1ホースが生まれましたね。

新馬戦では期待されていたコマンドライン(2牡・国枝厩舎)が期待に応えての勝利。ちょっと反応が遅かったですが、エンジンがかかってからの勢いは違いました。来年のダービーは既にルメールの予約が入っているようなので、この勝利は当然でしょう。

牝馬限定の東京 芝1600m戦ではキャロットのクレイドル(2牝・黒岩厩舎)が勝利。父クロフネの牝馬ということでマイルくらいがベストでしょうか?クロフネも高齢になってもこうやっていい馬を送り出すのは流石ですね。母オーマイベイビーということでクラシックでも活躍のステラヴェローチェの半妹になります。叔父のゴスホークケンも2歳王者ですから、早くから賞金を重ねてクラシックに乗ってもおかしくない血統ですね。

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