おはようございます。
パドレスもトレードで動かないかな?と思っていたら動いてくれました。しかし意外な選手の獲得でした。
それが今年のAll-Starにも出場したPITのADAM FRAZIER 2B/OFでした。
トレード内容は
【SD Acquire】
ADAM FRAZIER
Cash
【PIT Acquire】
TUCUPITA MARCANO
JACK SUWINSKI
MICHEEL MILIANO
FRAZIERは本職2BでOFも守ることができるユーティリティー性がある選手です。そして今年はNLで打率2位の.324を記録しています。長打はあまり期待できませんが、安定して.280位は打つことができています。
来年までは保有することができる選手でそこまで大物のプロスペクトを放出することなく獲得できたのではないでしょうか?MARCANOは既にデビューしているNo.5プロスペクトですが、本職SSでTATIS Jr.と年齢も近く、ポジションも被るので、本人の為にもトレードに出されて良かったと思います。足は速いのですが打撃がイマイチなのでその点が改善すればPITで活躍してくれるかもしれません。
問題はSDの2Bには既にこちらもAll-Star PlayerのCRONENWORTHがいることです。しかも同じ左打ちです。どう使い分けるのか?考えていたいのですが、さらにトレードの動きがあるようで、候補にあがっているのが1BのHOSMERです。
守備はいいのですが、同じ左打ちで1B以外守ることができないのでユーティリティー性がありませんし、その割に打てる訳ではなく、OPS.700前半が続いています。昨年はある程度の結果を残しましたが、SDに来てからは同じような数字が続いています。
残りの契約も4年残っていて、年俸も高いとなるとどれだけの需要があるかは不明です。これが長期契約のリスクですね。リーダーシップもあり悪い選手ではないのですが、内野手はダブついてしまうので本人のためにもある程度の選手が取れるなら採算度外視で放出した方がいいかもしれません。SDが年俸の負担が必要になる可能性が高そうですが…
そして早急にテコ入れが必要なのが投手です。安定していたダルビッシュまでもが最近打たれ出し、先発陣の補強が急務です。今シーズンに勝負をかけるならある程度の選手は放出してでも先発の枚数は欲しいです。できればもう1枚中継ぎもいてくれると厚みが増すなぁと思っていたら、更なるトレードが発表されました。
【SD Acquire】
DANIEL HUDSON
【WSH Acquire】
MASON THOMPSON
JORDY BARLEY
HUDSONはWSHで31試合登板してERA 2.20という好成績を収めています。2019年には世界一を経験しているベテラン右腕です。2020シーズンから今シーズンにかけて奪三振率が過去のシーズンと比べると大幅に上昇しています。ストレートの球速がアップし、割合も増やしていることが影響しているようです。移籍するTHOMPSONは今シーズンMLBデビューをした23歳のNo.9プロスペクトでしたが、即戦力が欲しいので背に腹はかえられませんね。
その他デッドライン間際にビッグディールが色々ありましたので改めて紹介させてもらいます。