おはようございます。
キャロットの新規出資5頭を紹介するこの企画も後半戦に入りました。
今日は唯一の牡馬エレガントマナー20です。
私のポイント制ではなんと2位!!一応今回は牝馬に1ポイントプラスしていて、1位のハヴユーゴーンアウェイ20と1ポイント差なので実質1位みたいなものです。そんな馬なんですが人気が全然なく、最終の中間発表でも名前がなく、無風で取れてしまいました。こういう馬が活躍してくれれば一口冥利に尽きますね。
ではいつものようにnetkeiba.comさんから血統表をお借りします。
人気がない理由はなんとなく推測できて母系がダート血統だからです。
母もそうですし、兄弟もダートでの勝ち上がりばかりです。そしてそこにハービンジャー。
ハービンジャー産駒の中央ダートでの成績は9/19終了時点で1145戦40勝 勝率.034
ダートはご存知のようにからっきしです。
ただ血統面で反論をさせてもらうと勝ち上がっている兄弟の種牡馬はキンカメ、クロフネ、カナロアです。キングマンボ系の種牡馬は母系を反映した産駒が出てくるのでダート寄りになるのは当然。クロフネも芝ダート二刀流の種牡馬ですからダート寄りに出てもおかしくないと思います。その他の中央で勝ち上がれていない産駒はタートルボウルとエイシンフラッシュで決して上位の種牡馬ではありません。
その点ハービンジャーは上位種牡馬ですし、産駒成績がこれだけ極端ということは種牡馬自身の個性を出しやすい馬なのではないでしょうか?そう考えるとこの仔も芝向きである可能性が高いと思いませんか?
馬体のことは詳しく分かりませんが、血統の字面よりも軽く見える馬体は軽い芝でも対応してくれそうな気配を感じます。
バレークイーン牝系もコンスタントに活躍馬を出していますので活力もまだまだありそうです。
私のポイントではハービンジャー産駒が欲しいということもありMAXの5ポイント獲得、リーディング上位厩舎、価格帯、管囲20.5cm、デビュー時想定馬体重478kgということで多くのポイントを獲得しました。
藤岡厩舎は息子が乗りがちということもありますが、調子が良い時には数を使ってくれるイメージがありますから、勝ち上がってくれれば出走回数という意味でも楽しませてくれそうです。馬体には問題はないと思いますし、まさかここまで人気が無いとは思いませんでした。
個人的にはこの馬が牡馬クラシックに乗ってくれればなぁ…と思っています。
*写真の掲載についてはキャロットクラブより許可を得ています。