2021ロード募集で気になった馬

おはようございます。

既に先行募集期間が終了してしまいましたが、今年もロードのカタログが届きました。今年は思った以上にキャロットで馬を確保できてしまい、予算も尽きていることで完全にロードの募集スケジュールの確認を忘れていました。非会員ですし、今年も入会の予定はありませんが、気になった馬を取り上げたいと思います。

その前にロードの成績を振り返りましょう。

クラブとして今年は11/21終了時点でJRA24勝で馬主ランキング19位です。ちなみに重賞勝利はありません。さらに言えば昨年もありません。最後にJRAで重賞を勝ったのは2019年11月のチャレンジCをロードマイウェイが制した時です。ですので丸2年重賞制覇から遠ざかっています。これを見ただけでノーザン系の恩恵を受けている人間からすると出資意欲が削がれてしまいますが、一応地方交流重賞では2020年にロードブレス、ロードゴラッソが勝利していますが、いづれにせよ1年以上は重賞勝ちがありません。勝ち上がり率を見てみると現4歳世代の2017年産は40.6%でしたが、それ以外の年は基本的に50%以上を記録しており2018年産もちょうど50%でした。勝ち上がり率だけ見れば良い方だと思います。もちろん募集頭数がノーザン/社台系より少ないということはありますが。

一応現役馬を獲得賞金順に並べるとこんな感じです。netkeiba.comさんいつもありがとうございます。

ロードのカナロア産駒は走らないなんて巷では言われているみたいですが、ロードアクアなんてもうすぐ1億円突破しますし、ロードラズライトも8000万円超えですからイメージよりは走っていると思いますが、募集の数と比べると走っていないんでしょうね。所々セール購入馬が名を連ねているようにロードの場合はサマーセール購入のマイナー種牡馬の仔も注目しておく必要があります。そしてやはりダートで活躍できる馬でしょうね。芝でノーザン系の馬と張り合うことができるようなロードカナロアのような馬は滅多に日高のクラブからは出ないでしょうから、堅実にダートで活躍して、交流重賞を制覇してくれるような馬を狙いたいですね。

ロードはある程度様子見ができるクラブでしたが、昨今の一口人気もあってか先行申し込み締め切り時点で既に満口の馬もいますね。

ということで自分が気になった馬です。お断りしますが、そもそも今年は去年と違って出資する気は無いです。既に出遅れていますし…

No.7 パーフェクトトリビュート20 父ロードカナロア 母父Dubawi 4500万円

これは母父が大好きなDubawiだからという点が大きいですが、兄弟も全て勝ち上がっていますし優秀です。母自身は英国芝1400mのG3を勝利している短距離馬でした。兄弟も短めの距離で走っている馬が多いのでマイル位までだと思います。半兄ロードマックスは2歳戦で活躍しましたし、3歳夏までは芝で走って、伸び悩めばダートという感じのイメージを個人的に持っています。キンカメを父に持つ半兄ロードアブソルートはJRAダートで2勝ですから、ダート適性も十分だと思います。

No.13 パステラリア20 父ロードカナロア 母父エンパイアメーカー 2000万円

去年も半兄ロードランヴェルセを推していましたが、懸念点として挙げていた「初仔」と「母の脚元の弱さ」が見事に悪い方に的中してしまいデビュー目前で骨折となりました。2番仔なので体質の部分が改善していて欲しいですが、父がオルフェーヴルからロードカナロアになったのに牡馬と牝馬の違いがありながら募集価格が2500万円→2000万円にダウンしてるのでお買い得感はあります。牝馬ですが馬格もありそうなのでダートでもいけるかと。

No.19 エルテアトロ20 父キズナ 母父キングカメハメハ 2800万円

こちらは祖母が米国G1 4勝のステラマドリッドで産駒にはダイヤモンドビコー、そしてミッキーアイル、アエロリット、ラッキーライラックなどの名馬の礎となった馬でもあります。ハーツクライ産駒の半兄ロードリバーサルはJRAダートで4勝を挙げて現在OPクラスですし、キズナは産駒のダート適性も高いですからダートで大物になってもおかしくは無いですね。測尺も問題ないですし、管囲から考えるともっと大きくなってもおかしくありません。

No.25 ブラックナイル20 父サトノクラウン 母父ルーラーシップ 1200万円

やはり一口馬主で成功したいなら初年度、2年目の種牡馬の産駒から活躍馬を見つけることが重要だと思います。そこでサトノクラウンの初年度産駒のこの仔を選びました。サトノクラウンの産駒はどうも小さめの馬が多かったのですが、この仔は470kgあります。祖母のジャズキャットからはロードマジェスティ、ロードヴァンドールなどが出ており、ロードの時代を築いた繁殖です。母は4戦未勝利。半姉もデビュー戦11番人気12着というのがちょっと気掛かりですが、この値段なら面白いと思いますし、サトノクラウンは古馬で活躍したイメージがありますが、しっかりと2歳で重賞も勝っていますから牝馬クラシックを十分意識できる血統だと思います。私の理論から外れますが、この馬はダートはダメでしょうね…

ということで私はこの4頭を推させて頂きます。

まだ満口にはなってなさそうですね。

申し込みはしませんがこの仔たちのその後については来年検証してみたいと思います。

今年は東サラも追加募集があったりと一口界隈がかなり活発ですね。一口馬主がそれだけ増えてきていて受け皿になる馬をもっと増やそうということもあると思います。海外旅行にも行けないですから、皆さん資金が余っているんでしょうね。ただ来年になれば旅行もしやすくなるかもしれませんし、来年のことも考えて計画的に出資された方がいいですよ!私は自分の中の予算を完全にオーバーしてしまったのでこれ以上”絶対に”出資はしません❗️

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