先週の気になる馬【11/27-28】

おはようございます。

私のだいぶ冬の匂いがしており、北海道では雪も降ったということで年の瀬が近づいてきましたね。そんな先週はG3が2レースとG1 ジャパンカップが開催されました。

まずは土曜日のラジオNIKKEI杯京都2歳Sです。重賞になってからの過去の勝ち馬はほとんどがここを勝ったのがピークになるような馬が多いです。出世レースとは言えませんが、距離も2000mということで牡馬クラシックを目指す馬にとってはいい舞台で、メンバーも揃わないので賞金上乗せも狙えるレースだと思います。今年の注目はディープインパクト産駒のトゥデイイズザデイ(牡2・池江)でしたが、勝ったのはリオンディーズ産駒のジャスティンロック(牡2・吉岡)でした。父リオンディーズにとっても産駒2世代目で重賞初勝利となりました。血統表を見てみると↓

母父が以前取り上げた東北牧場にいるアッミラーレという渋い血統!

東北牧場さんの記事はコチラ↓

曽祖母のところに名前があるのがタケノファルコン!この馬の産駒を覚えていますか?そう、ドバイで星になった「ベガはベガでもホクトベガ」でお馴染みのホクトベガです。芝でG1を勝ち、その後ダートで破竹の勢いで連勝を重ねた名牝です。ちょうど地方とのダート交流競走が盛んになった時期でもあり、選択肢が大きく開けたのもこの馬には好都合でした。その母タケノファルコンに名種牡馬デインヒルを種付けしている訳ですが、なんであのデインヒルが?と思いましたが、1996年に1年だけ日本にリースされているんですね。そのたった1年の日本での種牡馬生活中の産駒から血が繋がって重賞馬を出すのだから凄いストーリー性を感じてしまいます。

日曜日の阪神12Rに行われた京阪杯エイティーンガール(牝5・飯田祐)が豪快に差し切り勝ちを決めて、昨年のキーンランドC以来の重賞2勝目を挙げました。勝ち鞍は全て右回りの芝1200mというスペシャリストですね。父ヨハネスブルグの産駒ではJRA重賞6勝目ですが、ホウライアキコ、ネロ、そしてこのエイティーンガールとそれぞれが2勝ずつ挙げています。しかもそのうち5勝がスプリント重賞ということでまさにスピード種牡馬ですね。この馬の母系を見ると曽祖母ダイナオレンジ、祖母センターライジングと重賞ウイナーなんですよね。スプリンターズSでは振るいませんでしたが、毎回メンバー上位の上りを使ってくる馬です。5歳牝馬ですが来年も現役なんでしょうかね?

ジャパンカップコントレイル(牡4・矢作)の圧勝でしたね。着差は2馬身でしたが、先に抜け出したオーソリティを並ぶ間も無く抜き去った脚は見事でした。3冠制覇以来3連敗で個人的にはちょっと疑っていたところもあったのですが強いと言われている世代の年下のダービー馬シャフリヤールも倒した訳ですから最高の形で引退となったのではないでしょうか?気になる種付け価格は1200万円❗️❗️ちなみに同じく無敗の3冠馬だった父ディープインパクトは1200万円、直近の3冠馬オルフェーヴルは600万円でした。私は800万くらいを想像していたので、はるか上をいっていたので驚きました。種牡馬は晩年に後継馬を輩出する傾向があり、まさにコントレイルはそれを期待されている馬だと思います。ディープの後継馬として、産駒デビューは2025年ですが今からデビューが楽しみですね。

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