おはようございます。
今更感満載ですが皆さん先週のチャンピオンズCはいかがでしたか?
このレースG1なんですが名前もコースも変わっていてかなり珍しいレースだと思うんですよね。
JCDと表記して分からない人もいるかも?
そもそもの名前はジャパンカップダートで東京ダート2100mというかなり特殊な距離で行われていたレースでした。しかも元々はジャパンカップ前日の土曜日開催で、土日でG1が見られるというかなり豪華な週末だったのを覚えています。2004年にはジャパンカップと同日開催なんていう時もありました。ただいかにもジャパンカップの前座的な雰囲気があったように思えます。
そして2008年からは阪神ダート1800mに条件が変更となります。開催時期もジャパンカップから1週後に日程変更されました。ただ米国は基本左回りですのでダートの一流馬は敬遠しがち。参戦した馬も惨敗続きでした。
そして2014年からレース名がチャンピオンズCとなりコースも中京ダート1800mへ変更。そしてそれまでの国際招待競走から国際競走へ変更となり、JRAが遠征費などを負担することも無くなったために、ますます外国馬の参戦が難しくなり、完全に国内の馬のダート中距離路線の頂上決戦へと変わりました。
さて今年で22回目だったチャンピオンズCですが、皆さんには思い出のレースはありますか?
私が初めてこのレースを見たのは20年前の第2回ジャパンカップダートです。もう20年も経っていることに驚きですが、当時私は◯学◯年でした。この年の武蔵野Sである馬の勝ちっぷりに驚き、競馬に魅了されてしまいます。それがこの第2回ジャパンカップダートの勝ち馬クロフネです。武蔵野Sでは後続に9馬身、このレースでは7馬身の差をつけて圧勝でした。米国からの刺客リドパレスを全く相手にせず、世界に通用する馬ということを示しました。白いのにクロフネという名前も当時の私に大きなインパクトを残してくれました。
そして第3回ジャパンカップダート。実はこの年は東京競馬場の改修で中山ダート1800mでの開催となりました。この年の勝ち馬はイーグルカフェでした。3歳時にNHKマイルでG1を制していましたが、5歳でダートのG1を制覇するという今風に言えば二刀流の活躍でしたが、この年は馬というよりも騎手の活躍が印象的でした。騎乗していたのがL.デットーリです。世界的名手は翌日のジャパンカップでも人気薄のファルブラヴを勝利に導き2日連続でのG1勝利となりました。
そして東京競馬場に戻ってきた第4回。土砂降りの雨で不良馬場だったレースを制したのが11番人気の米国から参戦の騸馬フリートストリートダンサーでした。重賞初勝利がこの舞台となりました。これが後にも先にもこのレース唯一の外国馬の勝利となっています。
ここまでは東京競馬場時代のジャパンカップダートの思い出でしたが、阪神競馬場時代の思い出もあります。それが2008年の第9回の覇者カネヒキリです。この馬は東京競馬場時代にもこのレースを勝っており、唯一2つの競馬場でこのレースを制した馬です。度重なる屈腱炎を乗り越えての3年振りの同レース制覇には胸が熱くなりました。当時の鞍上は短期免許で来日中のルメール騎手。この頃からルメールマジックを個人的には感じるようになりました。
個人的には昔のレースの方がよく覚えているのですが何でなんですかね?
確かに一時期競馬に対する興味が薄れてしまった時期があったのでレースしっかりと見れていなかったということもあると思います。中京に移ってからの思い出って正直そんなに無くてサンビスタが大穴を開けたという思い出くらいしかないんですよね。昔のような外国馬を迎え撃つというワクワク感も無くなってしまったというのも正直あると思うんですよね…