おはようございます。
先週は1/30(日)に2頭の出走がありました💡
1/30 東京3R 3歳未勝利 ダ1,600m スノーグレース(牝3・中館)
まずはシルクのスノーグレース(牝3・中館)です。今回は津村騎手への乗り替わりでした。
スタートは若干出遅れましたが、そこまで悪くはありませんでした。序盤は後方でしたが、徐々に進出して4コーナーでは7、8番手で前を捉えに行きます。直線で隣のアーレンダールに噛み付きに行ったりと危なっかしいところも見せていましたが、窮屈なところを抜け出て、最後は3F36.7の末脚で差し切り✨2着に1馬身差をつけて1着/16頭となりました㊗️
1/30(日)東京3R 3歳未勝利〔D1,600m・16頭〕優勝[9人気]
初ダート。ゆったりとゲートを出ると、道中は中団後ろよりを追走します。直線では馬群の間を割って脚を伸ばし、残り100m付近で先頭に立つと、そのまま後続の追撃を振り切って、嬉しい初勝利を挙げています。
中舘英二調教師「おめでとうございます。デビュー前から良さを感じていながらも、競馬ではなかなか思うような結果を残せず歯痒い思いをしていましたが、まずは1つ勝つことが出来てホッとしています。前走時に比べるとまだ落ち着いていたものの、返し馬を終えてから待機所に向かうまでの間にも、何かの拍子でどこかにすっ飛んで行ってしまってもおかしくない雰囲気だったようですし、他馬のゲート入りを待つ間も小さく回っていないと抑えが利かない感じでした。また、練習では大人しくしていましたが、ゲート内では結構ソワソワしていましたし、今日は最後の枠入りだったからまだ良かったものの、今後も駐立の練習は行っていった方が良いのかなと思っています。でも、直線では両サイドからプレッシャーを掛けられて狭いところを割ってくる格好になりながらも、それに怯まずに最後まで頑張ってくれたように、文句を付ける部分は無かったと思います。津村明秀騎手も『今日は最後の枠入りだったのでまだ良かったですが、ゲート内でソワソワするところはありましたし、ゲートに入るまでも精神的に危うい部分は見られました。それでもダートの感触は良かったですし、少し砂を被って躊躇する部分はあったものの、慣れてくれば大丈夫なレベルでした。直線では狭いところを割ってくれたように、良い勝負根性を持っていますね』と話していました。あとは気が強すぎる部分があり、自分で自分を制御できるかが今後の鍵になってくるでしょうから、こちらとしても上手く導いてあげられるように努めていきたいですね。しっかりと結果を残してくれて無理する必要はありませんから、この後は一旦リフレッシュさせる方向で考えています」
人気も9番人気でしたし、直前の更新でも調教の動きはいい頃のデキではないと言われていたので、そこまで期待していませんでしたが、大金星を挙げてくれました🥇
もしや「本番で走ればいいんでしょ?」くらいに思ってくれての調教だったんでしょうか?調教とは裏腹に闘志みなぎる勝利でした。ただやはり気性的にはまだまだ危ういところがあるようです。津村騎手が上手くエスコートしてくれて良かったです✨
とりあえずダートで勝ち上がりましたが、ダートは目標となるようなレースも少ないですし、とりあえず桜花賞路線を目指すということもありでは?と思います。折角この時期に勝ち上がれましたし、一生に一度のクラシックですからね。
関係者の皆様含めてありがとうございました🤗
1/30 東京12R 4歳以上2勝C 芝2,000m カーディナル(牡4・林徹)
そしてキャロットのカーディナル(牡4・林徹)は1.8倍の1番人気での出走となりました。
5分のスタートを切るとスムーズにハナを切りました。マイペースで逃げて縦長の展開になりました。一旦は後続を引きつけましたが、そこから直線では引き離す一方でした。結果8馬身差をつける圧勝で1着/8頭となりました✨
- 22/1/30 林厩舎 30日の東京競馬ではまずまずのスタートを切り、まわりの馬の動きを見たうえで途中から先頭に立つ。そのまま直線へ向かって満を持して追い出すと後続を突き放して優勝。「このような結果を出すことができてホッとしました。会員の皆様おめでとうございました。正直、ハナに立つ競馬をしたことで今後行きたがる気持ちが増してしまうのではないかという心配な気持ちを抱いてしまったのですが、ルメールジョッキーに話を聞くと、“ストライド、スピードの違いで先頭に立っただけで、ペースが違えば抑えることもできたと思いますよ”と言っていました。前に馬を置くとムキになりがちなので実際どうかはその場にならないとわからないのですが、今日は返し馬の段階から穏やかだったんです。引っ張って内ラチまで連れて行ったのですが大人しく、放してからも勝手にドンっと出てしまうこともありませんでした。おろし掛けに少しだけグンッとは来ましたけれど、止め際もゲート裏も穏やかなポイントがあり、精神状態が良かったのは確かですから、今日はその影響で落ち着いてレースができたのかもしれませんし、ジョッキーが言うようにペース次第では違った競馬もできていたのかもしれませんね。課題を修正するために何とかしなければと思っていましたが、ジョッキーから、あまり詰め込みすぎないほうがいいかもしれないという言葉ももらいましたし、津村ジョッキーからも我慢我慢と求めすぎるよりも、例えば単走の形でリズムに重きを置いた稽古をしてみてもいいのではないかというアドバイスももらっていたものですから、彼らの言葉を参考にしつつ、また中間見てもらっている天栄さんとも相談しながら少しでもいい走りをさせていけるように持っていければと思っています。課題を克服したとは言えないものの、不安を抱えつつも試行錯誤してきたことがこのように報われたことで担当者もすごく喜んでいましたし、我々にとっても励みになります。これからもいい走りをさせてあげられるよう厩舎一丸で取り組んでまいりますので今後とも応援のほどよろしくお願いいたします」(林師)最近は折り合い面に苦労するシーンが目立ち、中間の育成場ならびにトレセンでの調教では苦労しながら対応してきました。正直、課題を解消したとは言えない状況の中で臨んだ一戦だったのですが、ハナに立たせたことで力みが軽減されたか、消耗が少なく済み、直線では圧巻の走りを見せてくれました。力を発揮できればこのクラスでは上位と信じて疑わなかったのでホッとはしていますが、やはり課題が改善されたわけではないだけに、圧勝に気を緩めず、今後も大変な戦いが待っているかもしれませんがぜひ乗り越えていってくれたらと願っています。この後はこれまで同様にケアの期間を設けることを考えていますが、まずはレース後の状態をよく見ていきます。
この後はおそらくいつもの通りリフレッシュを挟むと思われますが、この勝ちっぷりですから次走も楽しみです。これで8戦3勝 2着3回 3着2回とパーフェクト馬券内✨
次の東京開催まで待つか?それとも中山を使うか?それとも格上挑戦で重賞を狙うか?
ハービンジャー産駒の不遇は以前ブログにも載せましたが、今回の勝ち方は夢が見られる勝ち方でしたから期待したいですね。
*コメント及び写真の掲載についてはシルクホースクラブ及びキャロットクラブより許可を得ています。