おはようございます。
先週は松山騎手が落馬負傷とリーディング上位騎手に不運が続いていますね。本格的なG1シーズンも始まりますから、心配でなりませんし、出資馬への騎乗が予定されていた方としては複雑ですね。
中山牝馬S 中山 芝1,800m
勝ったのは松岡騎手騎乗の15番人気クリノプレミアム(牝5・伊藤伸)でした。ハンデ戦らしい大接戦でしたが、大外から差し切り勝ちで重賞初制覇となりました。ハンデも53kgと手頃だったこともあるかと思いますが、16頭立ての15番人気😵❗️2着のアブレイズも12番人気でしたから大波乱の結果となりました。
父オルフェーヴルで母父ジャイアンツコーズウェイという血統になります。母系に主だった活躍馬はいませんがどちらかと言うとダート寄りの馬が多い印象です。この馬自身も1勝Cはダートで勝っていますしね。最近は重賞では振るいませんでしたが、2勝C、3勝Cと連勝で勝ち上がっていましたし、クラス慣れしてきたのかもしれませんね。
近年は怪我で思うように騎乗できていなかった松岡騎手にとってもウインブライトとのコンビで勝った2019年のQE2以来の重賞勝利ですから嬉しいでしょうね✨
フィリーズレビュー 阪神 芝1,400m
勝ったのは池添騎手騎乗の2番人気サブライムアンセム(牝3・藤原英)でした。道中は後方でしたが直線は馬群を割って鋭く伸びてきました。初勝利まで6戦要した馬なのに2番人気というのも意外ですが、人気に応えてくれましたね。本番にはあまり直結しないレースですが、賞金を加算できたという意味では大きいですし、クラブ馬ですから出資者の方からすれば大きな重賞勝利ですよね❗️
血統的には父ロードカナロアで母父シンボリクリスエス。祖母ハッピーパスはサンデーRではお馴染みの血統で、京都牝馬Sを制するなどマイル付近の距離で活躍。母も1,400m-1,800mでJRA4勝を挙げています。そして近親にはコディーノやチェッキーノという重賞勝ち馬がいますが、どうにもG1には届かない馬が多いです。血統的にもオークスは厳しそうな感じがするので、桜花賞で乾坤一擲の激走を期待したいですね。一族の悲願なるでしょうか?
募集価格4,000万円 100万円×40口の馬ですからこの1着で月次の分配でも50万円以上を獲得することになります。やっぱり40口の馬は夢がありますね🤗
金鯱賞 中京 芝2,000m
勝ったのは藤岡佑騎手騎乗の1番人気ジャックドール(牡4・藤岡)でした。見事な逃げ切りで5連勝☆☆☆☆☆を飾り、大阪杯でのエフォーリアの対抗馬筆頭となりました。藤岡親子のコンビで挑んでいるというのも渋いですね。
父モーリス、母父Unbridled’s Songという血統ですがこの馬はモーリスの中でも中距離に拘った使い方をされており、デビューからずっと2,000mを使われています。どちらかと言えば重賞を勝っているモーリス産駒は短い距離で活躍していましたが、2,000mで産駒が重賞を勝利するのは初めてです。
藤岡佑騎手は今年の初重賞制覇、藤岡調教師の重賞制覇は2019年のロードゴラッソで勝ったシリウスS以来の勝利となりました。ちなみにこの時の鞍上も藤岡佑騎手でした。個人的にはグランデフィオーレ、ラッフィナートがお世話になっています。昨年も重賞勝ちこそ無かったものの調教師リーディング7位と好調でした。大阪杯は2016年のジュエラーでの桜花賞以来の制覇が掛かりますし、初の親子でのG1制覇も掛かりますから期待したいですね✨