Josh Bellがトレードでナショナルズへ

  • 2020年12月28日
  • その他

おはようございます。

12/24にピッツバーグ・パイレーツの1B Josh Bellがワシントン・ナショナルズへトレード移籍しました。

Bellは28歳のスイッチヒッターです。今年は57試合の出場でAVG.226 HR 8 RBI 22 OBP.305 SLG.364 OPS.669と不調でした。昨年はオールスターにも選ばれており、HR 37 RBI 116 OPS.936などキャリアハイの成績を残していました。ファーストの守備はちょっと難があり、昨年はファーストで13個エラーがありました。打ってカバーしてもらえれば良いですが、今年の成績だと厳しいですね…

ナショナルズはケンドリックが引退、ジマーマン、テームズがFAになっていたのでファーストを探していました。2019年に世界一になったナショナルズですが、今年はNL東地区で4位でした。ブレーブスが強い地区ですし、メッツが球団買収により多額の資金が投入されるはずです。再建の方向に動くこともあるかと思ったのですが、来年は勝負をしてくるということでしょうね。若いフアン・ソトやSSのトレイ・ターナーが野手にはいますから、打線が強力になるのは一つ弱点を埋める補強になったのではないでしょうか。

代わりにパイレーツに移籍するのはRHP Will CroweとマイナーのRHP Eddy Yeanです。

Croweは26歳で今シーズンMLBデビューを果たした選手ですが、今シーズンは0勝2敗でERA.11.88と振るいませんでした。2017年のドラフト2位でナショナルズのプロスペクトランキングでは3位でした(パイレーツでも17位にランク)。パイレーツは他で埋もれた選手を再生するのは得意ですから、来シーズン以降の活躍に期待です。もともと2021年がMLBでのデビューと予測されていましたし、まだまだわかりません。チェンジアップは平均以上でローテの4、5番手あたりで投げられればいいですね。

Yeanはドミニカ出身の選手でナショナルズでのプロスペクトランキングは6位でした。まだAプレーヤーですからこれからの選手です。

本来ならパイレーツはもっと良い選手とトレードできたはずなんですが、若干Bellの売り時を間違えてしまいましたかね。