2022年日本ダービーを振り返る

おはようございます。

本日は第89回日本ダービー(東京優駿)を振り替えてってみたいと思います。

一昨年は無観客、昨年は入場制限の中、そして今回は6万人以上の大観衆の中で行われた日本ダービーでした。この世代の馬たちは大勢の観客の前でレースをしたことが無い中で、スタートはスタンド前で馬への影響はどうかな?と心配していましたが、12 ダノンベルーガなんかは発汗が目立ったようにも見えました。

どの馬も究極に仕上げてくる舞台ですから、有力馬はマイナス体重で、ギリギリの極限状態だったと思います。プラス体重は4頭しかいませんでしたが、いずれも前哨戦を使った組。1 アスクワイルドモア(京都新聞杯1着)、2 セイウンハーデス(プリンシパルS1着)6 プラダリア(青葉賞1着)、17 ロードレゼル(青葉賞2着)がプラス体重でした。そう考えるとトライアル組は間隔が詰まっている中で攻めた調教をするのは難しいのかもしれませんね。

レースはスタートから14 デシエルトが宣言通りの逃げ、3 アスクビクターモアが離れた2番手を追走。人気馬は後方から進める馬が多く、末脚勝負に賭けている様子。2番人気の18 イクイノックスは後方3番手でした。1000mの通過は58.9秒。

3-4コーナーでは各馬が外から進出。13 ドウデュース15 ジオグリフはスムーズに外に出せましたが、18 イクイノックスは内から外に出すのに若干時間が掛かった様子。直線では粘る3 アスクビクターモア13 ドウデュースが鋭い末脚で捉え、さらに外から18 イクイノックスが襲いかかりますが最後まで抜かせず。13 ドウデュースが先頭でゴールし、世代の頂点に立ちました。タイム2:21.9はダービーレコードとなりました。

勝ったドウデュースはハーツクライ産駒。この世代は個人的にはハーツクライ産駒が来ると思ってクラブ募集の際には2頭のハーツクライ産駒に出資していたのですが、やっぱり間違って無かったですね。まぁ勝ったのは個人馬主さんの馬でしたが…

母ダストアンドダイヤモンズということでシルクの2歳馬には本馬の半妹のダストテイル(牝2・尾関)がいますからこちらも注目度がUP✨そして松島オーナーと言えば新興一口クラブのインゼルサラブレッドクラブがあります。今年の2歳馬が初年度産駒ですからこちらも注目度が上がるでしょうし、今年の募集は人気が出るのでは無いでしょうか?

そして何と言っても武豊騎手ですね。思わず場内からも「ユタカ」コールが起こってしまいましたw

武豊騎手のダービー制覇はこれで6度目。98年スペシャルウィークから始まり、99年アドマイヤベガ、02年タニノギムレット、05年ディープインパクト、13年キズナに続いての勝利です。しかも20代から30代、40代、そして50代と各年代で勝利を挙げているという途轍もない成績です。今日のウイニングランを見てもやっぱり何年経っても競馬会の主役だなぁと感じましたね。

個人的にはダノンベルーガの妹コスタレイ(牝2・池上)、イクイノックスの兄ヴァイスメテオール(牡4・木村哲)に出資していますから応援していましたが、やはりハーツクライ産駒は距離延長で強いですね。完敗です。

さてダービーも終わり今週からは2歳戦がスタートです。ダービーからダービーへ、来年のダービーに向けた戦いの火蓋が切って落とされます。

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