おはようございます。
1/7にクリーブランド・インディアンズとニューヨーク・メッツの間で2対4のトレードが行われました。
CLE→NYM SS Francisco Lindor RHP Carlos Carrasco
NYM→CLE SS Andres Gimenez SS Amed Rosario RHP Josh Wolf OF Isaiah Greene
メインはもちろんリンドーアです。オールスター4回、ゴールドグラブ2回、プラチナグラブ1回、シルバースラッガー2回のスーパースターでまだ27歳です。ただFAも近いことからトレードでの放出となりました。メッツは資金もありますから今後リンドーアと長期契約を結ぶのかも気になる点です。
インディアンズに移籍する側ではRosarioはメッツの正遊撃手でしたから、追い出される形にトレードに組み込まれました。Gimenezも昨シーズンにMLBデビューしたばかりですがAVG.263 OBP.333 OPS.732とまずまずの成績でしたし、22歳ですから今後も期待できますし、新天地では2Bを守ることになり、出番も増えるのではないでしょうか。Wolfは2019年ドラフト2位、Greeneは2020年のドラフト2位です。
Wolfは最速97マイルの速球を投げるRHPです。腕の位置を下げたことで球速、変化が増したようです。カーブもプラスピッチで80マイル後半のスピードで縦に変化します。まだ20歳で、CLEのプロスペクトランキングでは12位にランクインしています。
GreeneはスピードタイプのOFでCFとして今後も生き残れるとの予測です。左投げ左打ちの19歳で、パワーには欠けますが守備型の選手としては生き残れそうです。CLEのプロスペクトランキングでは16位にランクインしています。
FA市場はまだまだ停滞中でバウアーなどはまだ移籍先が決まっていません。そしてCOVID-19による収入減でスター選手をトレード候補にしているチームも多いです。逆に今がチャンスと積極補強のパドレス、メッツ、ホワイトソックスなどのチームもあります。今年もシーズンがどうなるか分からないので大きな賭けでもあると思いますが、ファンとしては早く正常なシーズンが訪れてくれることを祈るのみです。