先週の出資馬の結果【スノーグレース/カーディナル/ハイアーレルム】

おはようございます。

先週は3頭が出走して、全てが日曜日の出走でした。お昼くらいからずっと慌しい一日でした。

10/23 阪神5R 2歳新馬 芝1,800m

ハイアーレルム(牝2・安田隆)

菊花賞当日の芝1,800m戦という名馬の登竜門的なレースでデビューを迎えたハイアーレルム。好スタートを決めて2番手でレースを進めました。新馬戦らしいスローのレース展開で、結果的には1番避けたかったヨーイドンの展開になってしまいました。最後はキレず0.6秒差の4着/11頭でゴールしました。

  • 22/10/23  安田隆厩舎23日の阪神競馬では好スタートから出たなりで先行争いに加わり、2番手につけて進む。そのまま直線を向くと前に並びかけようとするが最後はジリジリした伸びになり4着。「今日はいい結果を出せず申し訳ありませんでした。好スタートから2番手につけ、スムーズな競馬はできたのですが、ジョッキーによると“スローペースのヨーイドンよりも、自分から動いていくような競馬の方が良かったかもしれません”とのことで、結果的にはもう少し積極的にいった方が良かったようです。初めての実戦ということもありますが、ジョッキーは“もうちょっとピリッとしてくれてもいい”と言っていて、まだ競馬が分かっていなかったのかなという印象もありました。レース運び自体は決して悪くなかったですし、今日の一戦を次に繋げて行ければと思います」(安田景助手)好スタートから2番手でスムーズに運ぶ競馬ぶりはセンスの良さも感じさせましたし、決して悲観する内容ではなかったと思います。現状はスパッと切れる感じはないようなので、今回の結果を次の競馬に活かしていければと思います。この後は馬体を確認してから検討します。

自分から動いていく展開に持ち込めれば良かったのですが、十分形になっていましたし及第点ではないでしょうか?芝の1,800mでデビューして、掲示板に入れただけでも価値はあります。次回の勝ち上がりを期待したいですね。

10/23 東京7R 3歳以上1勝C ダ1,600m

スノーグレース(牝3・中館)

1勝Cでは3戦連続で2桁着順だった本馬。今回はブービー人気で、ここでも惨敗なら…と色々考えました。レースは中団から進め、直線で外を回しますが全然カメラにも映らなくなったので諦めていましたが、最後は猛追。勝ち馬からは大きく離されましたが2着争いには加わり、4着/14頭でゴールしました。

  • 2022.10.24 レース結果 10/23(日)東京7R 3歳上1勝クラス〔D1,600m・14頭〕4着[13人気]

    少しスタートで後手に回ってしまうと、中団からの競馬になります。勝負所から外へ持ち出されて、鞍上の右ステッキに応えると、2着馬から0.1秒差の4着と大健闘を見せています。

    中館英二調教師「調教ではそれなりに動くことが出来ていましたし、普段の様子から落ち着きが出てきたので、これが実戦にも繋がれば良いなと思っていました。当日もパドックでの雰囲気から勝負になりそうだなと感じるくらい状態は良かったですからね。ただ、ジョッキーは『砂を被ってからはブレーキを掛けるような素振りがあって、走るのを止めようとしていました』と話していたように、まだ精神面の課題は残っていますね。それが無ければ勝ったとまではいかないものの、2着はあったかもしれません。ただ、それでも外へ持ち出されてからは良い脚を使ってくれましたし、未勝利を勝った条件で上手く流れに乗れて濃い内容の競馬は出来たのかなと思いますから、またこの条件で使いたい気持ちを持っています。レース後の状態によりますが、中1週で牝馬限定戦がありますのでそこで再度使いたいと考えているものの、その後も第5回東京開催には毎週D1,600m戦の番組は組まれていますし、最終的には状態を見てから判断させていただくつもりです」

今回は相手が悪かったのか?それとも十分このクラスでもやっていける力を示したのか?まだまだ疑問符は残りますが、このクラスでの好走は初めてだったので嬉しいですね。中1週での出走もあるようです!

10/23 東京10R 甲斐路S(3勝C) 芝2,000m

カーディナル(牡4・林徹)

今回は2番人気での出走。スタートを決めると逃げた1番のペースについて行き、2番手を追走。3番手以降は大きく離したハイペースでレースが進みました。直線では先頭に立って粘り込みを図りますが、流石に最後はハイペースが祟ったのか勝ち馬の切れ味に屈して2着/10頭でした。

  • 22/10/23  林厩舎23日の東京競馬では五分のスタートを切り2番手につける。直線へ向いて坂上あたりで先頭に立ったが、最後は勝ち馬の切れが上回り2着。「津村ジョッキーが凄く上手く乗ってくれたと思ったんですけれどね…。誤算は1番の馬の動向で、あそこまで行かなくても…という状況でした。というのも、行きたがりはしたものの抑えて我慢ができたので、あの隊列で進めるつもりだったんです。それなのに、交わされたくないと思われたのか、前を行く1番がドンドン進んでいったことにより追いかけてしまい、結果ペースが速くなってしまいました。その分、最後踏ん張れませんでしたけれども、鞍上とコンタクトを取り、馬具もいろいろと試しながらやって臨んだ今回だったので、結果を抜きにすれば収穫はあったかなと思えます。馬も調教からよく耐えて頑張ってくれましたので、気持ちのケアをするためにもいったん放牧に出すことになるでしょうが、またいい走りができるように試行錯誤していきたいと思います」(林師)折り合いに苦労している状況が続いていましたので、今回は鞍上と調教の段階から密にコンタクトを取ってもらいながら調整し、いい形を模索してレースへ臨みました。その結果、ペースが速めだったことはあるものの変に力んでしまう素振りは見せず、直線でも最後まで力を振り絞ることができたように思います。最後の最後に交わされたのは悔しい限りも、ここ数戦から比べると確実にいい走りができたと思いますので、この経験を今後に繋げていきたいと思います。今後についてはレース後の様子をよく見たうえで判断していきます。

津村騎手との初コンビでしたが上手く乗ってくれました。実質トップハンデの勝ち馬が強かったですね。それでもハイペースの2番手で最後まで粘った2着でしたからよく頑張りましたし、次走以降も展開次第では十分このクラスで勝ち上がれる力はあると思います。

*コメント及び写真の掲載については各クラブより許可を得ています。

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