おはようございます。
先週は平地・障害合わせて5重賞が行われるという日程でした。
ムーア騎手、レーン騎手も来日したことで騎手の面々も非常に豪華です。
武蔵野ステークス 東京 ダ1,600m
勝ったのは三浦騎手騎乗の2番人気ギルデッドミラー(牝5・松永幹)でした。バスラットレオンが逃げて3番手にレモンポップがつける展開でしたが、ゴールギリギリまでバスラットレオンが粘り、レモンポップが交わしたところをさらに外から差し切りました。ダートに変わって3戦2勝2着1回とダートで変わり身を見せていますね。
血統は父オルフェーヴルで母タイタンクイーンということで兄弟に重賞馬多数いるシルクの募集でも人気になる血統ですね。芝で重賞入着が多数ありましたが、まさかの初重賞制覇がダートなるとは…さすが産駒の幅が広いオルフェ産駒ですね。
武蔵野Sの牝馬の制覇は史上初とのこと。5歳牝馬なので来春で引退になりますが、最後にフェブラリーSを使って引退となる感じでしょうか?
デイリー杯2歳S 阪神 芝1,600m
勝ったのは大野騎手騎乗の3番人気オールパルフェ(牡2・和田雄)でした。ハナを奪って最後は1番人気のダノンタッチダウンが大外から猛追してくる中、渋太く残して逃げ切りを決めました。
父リアルスティールの産駒として初の重賞制覇となりました。新種牡馬産駒の重賞制覇はグレーターロンドン産駒のロンドンプラン以来ですね。リアルスティール産駒はちょっと心配されていましたが、しっかりと重賞勝ちで結果を出しましたね。
暮れの朝日杯と同じ条件でのレースでしたが果たして本番ではどれだけできるでしょうか?
福島記念 福島 芝2,000m
勝ったのは国分優騎手騎乗の10番人気ユニコーンライオン(牡6・矢作)でした。この日の福島は逃げが残らずに外差しがよく決まっていたので、数頭で逃げた時に後ろから行く馬が優位かな?と思ったのですが、前に行った中ではこの馬だけが勝負に絡み、単純に強かったですね。流石に昨年の宝塚記念2着馬です。
今年の募集でもシルク、キャロットで多く募集されていて注目の種牡馬No Nay Neverの産駒になります。宝塚記念の2着からダートを使ったり、芝でも2桁着順が続いて人気はありませんでしたが見事な復活でしたね。
テン乗りの国分優騎手としても2019年の小倉2歳Sのマイネルグリッド以来の重賞制覇✨あの展開で逃げて残すとは馬の力と騎手の力が見事に相乗効果を発揮しましたね。
エリザベス女王杯 阪神 芝2,200m
勝ったのはC.デムーロ騎手騎乗の4番人気ジェラルディーナ(牝4・斉藤崇)でした。パドックではかなり煩そうでしたが、レースでの爆発力に上手く変わりましたね。個人的には外国人騎手で決まると思っていたので狙い的中でした💡馬券は外しましたが…
父はモーリス、母はジェンティルドンナですから父母合わせて13冠✨こういう産駒は大体走らないが定説だったのですが、その定説を覆すG1制覇🏆生まれた時から周囲のプレッシャーもあるであろうこの馬がG1をしっかり勝つというのはこの馬の精神力の強さも感じます。
この馬の勝ち鞍は1,800mか2,200mということで完全に”非根幹距離”が得意な馬のようですね💡こうなるともし有馬記念に出走するならかなり面白そうですね…