おはようございます。
先週の重賞の振り返りです。重賞は2つのみでしたが注目の重賞東京スポーツ杯2歳Sが行われました。
東京スポーツ杯2歳S 東京 芝1,800m
勝ったのは三浦騎手騎乗の5番人気ガストリック(牡2・上原博)でした。道中は後方でしたが、直線では馬群を抜け出して、ダノンザタイガー、ハーツコンチェルトの人気馬を抑え込みました。三浦騎手は今年のJRA重賞3勝目🥇🥇🥇これは2011年以来の成績。年1勝ペースだった騎手ですしね。
父ジャスタウェイで母父Curlinの本馬。前田幸治オーナーの持ち馬ですが、ノースヒルズ生産ではなく栄進牧場の生産で昨年のセレクションセールでの取引馬になります。珍しいケースですね💡
ジャスタウェイ産駒で東スポ杯を勝ったのはダノンザキッド以来ですが、ダノンザキッドはその後ホープフルSを勝利。ガストリックはどういう道を歩むでしょうか?
マイルチャンピオンシップ 阪神 芝1,600m
勝ったのはD.レーン騎手騎乗の6番人気セリフォス(牡3・中内田)でした。道中は後方待機でしたが、最後は大外を回って上がり最速33.0秒の末脚が炸裂しました。D.レーン騎手のJRAG1勝利は2019年の有馬記念以来となりました。G1レーシングとしては2018年のチャンピオンズカップのルヴァンスレーヴ以来となります。
ダイワメジャーはまだ存命ですが、晩年の最高傑作ですかね?これまでの成績も安定感抜群でしたし、あとはG1のみが足りないというのがセリフォスでしたが、見事に初のG1タイトルを獲得しました。乗り替わりとなった藤岡佑騎手がちょっと可哀想ですが、レーン騎手だから勝てたのかもしれませんしね。
40口クラブの中では比較的人気がまだまだのG1レーシングですが、こうやって数年に1度はG1ホースが生まれています。ただJRAでG1を2勝以上したG1レーシングの産駒はまだいません。本馬はまだ3歳ですから来年以降も積み重ねる可能性が高いのではないでしょうか?
これで外国人騎手が2週連続のG1勝利となりました。来日するとあるあるの外国人騎手ばかりが勝ってしまう現象…久々で懐かしいですね😂