おはようございます。
今日は昨年のJRAのリーディング関係を振り返ってみたいと思います。
《騎手リーディング》
1位 川田将雅騎手 143 勝
1位は川田騎手が獲得し、自身初の騎手リーディングに輝きました。おめでとうございます🎉今年は愛馬での勝利はありませんでしたが、カーディナルもお世話になっておりました。
ルメール騎手が海外での騎乗が多かったり、騎乗をある程度制限していることもあって勝利数は伸びなかったですね。まぁ今更リーディングを獲得しても意味が無いというか、もうルメール騎手の凄さはみんな知ってますからね。
若手騎手も頑張っていて、横山武騎手がリーディング3位、岩田望騎手が6位、坂井騎手が8位、鮫島駿騎手が10位と躍進。岩田騎手は初の年間100勝、坂井騎手、鮫島駿騎手は初のTOP10入り。更に坂井騎手は秋だけでJRA G1を2勝と大活躍でした✨
《調教師リーディング》
1位 矢作芳人調教師 59勝
1位は2年ぶりに矢作調教師が獲得しました。おめでとうございます🎉個性派ぞろいの馬たちを見事に作り上げて、国内に止まらずドバイミーティングでも大活躍でした。
しかし上位は関西の厩舎が独占ですね…藤沢厩舎が解散して、国枝厩舎も不調でしたからね。関東のリーディングは斎藤誠調教師でした。
人気厩舎で2歳馬が入厩できない問題が本格化してきましたが、今年は大丈夫か?
《種牡馬リーディング》
1位 ディープインパクト
入着賞金45億円弱を稼いで見事に11年連続のリーディングを獲得です。2位のロードカナロアとの差が約5億円ですが、ディープインパクトの産駒は僅かな現2歳世代がラストですから、来年はかなりの確率でロードカナロアが初のリーディングに輝くのではないでしょうか?
ちなみに重賞の勝利数は既にロードカナロアがトップで12勝を挙げています。配合次第では距離もある程度持ちますがやはり傾向としては短距離に寄ってきましたね。ディープインパクトとは産駒の出走平均距離が芝で300m違いますからね。
《生産者リーディング》
1位 ノーザンファーム
こちらはもちろんノーザンファームです。収得賞金は2位の社台Fのとダブルスコアですから圧勝ではありますが、今年は大きいところを奪われていて重賞は41勝。何とか40勝台になりましたが、これは2015年の37勝以来の少なさです。
代わりに躍進したのが社台Fで重賞勝利は14。こちらも2015年依頼の数字になります。しかも2022年はクラシックのうちの桜花賞、オークス、菊花賞を勝利。特にスターズオンアースの活躍が大きかったですね。
大躍進は名門下河辺牧場ですね。2019-21の期間はJRA重賞未勝利が続きましたが2022年は重賞5勝!しかもその父別の内訳はルーラーシップ3勝、タートルボウル1勝、グレーターロンドン1勝と決して今の主流種牡馬では無かったですが、ドルチェモアがG1を制しましたし、築き上げた繁殖の力も大きいですね💡ルーラーシップ産駒を持ってみたいと改めて思わせてくれました。
*写真の掲載についてはキャロットクラブより許可を得ています。