おはようございます。
今日は4開催分の重賞の振り返りになります。
中山金杯 中山 芝2,000m
勝ったのは戸崎騎手騎乗の1番人気ラーグルフ(牡4・宗像)でした。中団待機から粘るフェーングロッテンを交わして、最後はクリノプレミアムとの大接戦をハナ差制して重賞初制覇となりました。前走甲斐路Sではカーディナルを倒していましたから、ちょっと個人的には嬉しい勝利です。カーディナルも十分重賞でやれるチャンスがあるはずです。
父がモーリス、母父ファルブラヴの本馬。個人的には4代母にいるアンブロジンに目が行きます。アンブロジンの産駒と言えば”理由は要らない”皐月賞馬ノーリーズンですね。このあとは中山記念ですかね?
京都金杯 中京 芝1,600m
勝ったのは岩田望騎手騎乗の5番人気イルーシヴパンサー(牡5・久保田)でした。安田記念で1番人気だった馬ですが、ここではハンデ戦ということで人気を落としていました。ただ終わってみると内側の厳しいところを抜けてきて実力を示しましたね。
血統は⏬
ハーツクライ産駒は13年連続の重賞勝利となりました💡
シンザン記念 中京 芝1,600m
勝ったのは武豊騎手騎乗の2番人気ライトクオンタム(牝2・武幸)でした。7頭立ての小頭数でしたが、大外からの豪快な差し切り勝ちを決めて2戦2勝となりました。このレースを勝った牝馬はアーモンドアイ、ジェンティルドンナがいます。牝馬路線は阪神JFを勝ったノーザンF生産のリバティアイランドが一強では?と言われていますが、風穴を社台F生産の本馬が開けるかもしれません。武豊騎手は37年連続の重賞勝利で350回目の重賞勝利とのこと…生ける伝説ですね。しかも節目を兄弟タッグで制するというのも持ってます。ルメール騎手からの乗り替わりでしたし、本当に運も味方につけていますね。
父はディープインパクトということでディープのラストクロップになります。日本には6頭しか血統登録された産駒はいませんが、そこから重賞勝ち馬をしっかり出すんですから、やっぱり偉大な父でしたね。上記のハーツクライを上回る14年連続の重賞勝利で、全世代の産駒が重賞を勝利しています。母イルミナントは米国の芝G1ゲイムリーSの勝ち馬です。
フェアリーS 中山 芝1,600m
勝ったのは杉原騎手騎乗の11番人気キタウイング(牝3・小島茂)でした。道中後方でしたが、空いていた内側を通って4角では中団までつけて、最後の直線も内側を抜けて上がり最速の末脚を炸裂させて重賞2勝目を挙げました。新潟2歳Sを勝利した際は戸崎騎手に乗り替わりでしたが、杉原騎手に鞍上が戻って、杉原騎手の好判断も光りました。斤量も他馬より1kg重かった中で勝てたのは大きいですね。
血統は以前のものを⏬
出世レースの新潟2歳Sを制した本馬。賞金は十分ありますから、このまま桜花賞直行でしょうか?意外と侮れない存在なのか?阪神JFは大敗していますが、鞍上違いましたしね。