おはようございます。
やっとイタリア🇮🇹から帰ってきました〜
なぜか欧州からは接続できない設定になっていて、全く更新作業ができませんでした😂
今日はだいぶ時間が経ってしまいましたが、去年の年末で引退となったレッドルピナスの戦績について振り返りたいと思います。
- 2022.12.27引退本馬は12月25日の阪神競馬・猪名川特別（3歳上2勝クラス・芝1400m）に出走して6着での入線。レース後も脚元や馬体に大きな問題はありませんが、年齢的なことと、能力を最大限に発揮できる適鞍が当面ないという現状を踏まえて、本馬の今後について関係者の間で協議した結果、誠に残念ではございますが、ここで引退の結論に至りました。出資会員の皆様には追って書面にて詳細をご報告させていただきます。なお、本馬は繁殖牝馬となる予定です。長い間、レッドルピナス号にたくさんのご声援をいただき、ありがとうございました。辻野調教師「レース後、右トモに擦過傷が確認されましたが、痛みや腫れなどの症状は出ていないので気にする必要はないでしょう。ただ、ルピナスのウィークポイントと言える右前、右トモを中心に硬さが出ており、次走に向けて進めていくには、ある程度の休養期間が必要になります。加えて、レース後にもお伝えしたようにベストと言える新潟芝1400mは春の開催でも2勝クラスには番組がありません。そのあたりも踏まえてクラブサイドと協議した結果、ここで引退することになりました。開業と同時に引き継いでから二年弱。当初は輸送すると馬体が減ってしまい、レース前の消耗も激しくて苦労したものの、そのあたりも年齢を重ねて経験を積むにつれて徐々に解消してきました。試行錯誤しながら出走を重ね、なかなか結果が出ない時期もあって出資会員の皆様にご迷惑をお掛けしてしまったのですが、ここにきてようやく成績も安定し、2走前に待望の中央初勝利を挙げた時は感無量でした。前走も2勝クラスで目処の立つ内容ではあったと思いますが、当面の間は適鞍がないことを考えると、このタイミングでの引退は妥当な判断と言えるのではないでしょうか。今後は繁殖牝馬になるとのことで、いい仔を出して欲しいですね。開業当初からたくさんのことを学ばせてもらい、ルピナスには感謝しかありません。今まで本当にありがとうございました」
今年の3月でどちらにしても引退でしたし、無事に繁殖に上がってくれて良かったです。よくよく考えればこの馬が私の一口馬主デビューの馬でした。当時の私は各クラブの募集時期なども調べずに、とりあえず東サラとシルクで余っていた馬に出資申し込みをしました。なのでせっかくの新規枠的なものを全く有効活用できませんでした😂
そこで出会ったレットルピナスはディープインパクト産駒の牝馬で5,000万円募集。しかも中内田厩舎ということもあり、よく測尺なども見ず購入しました。後々見ると管囲19.0cmなんて、今なら出資しないですねw
デビューは3歳2月の東京の芝マイル戦でした。除外の権利を取るはずがまさかの抽選で入ってしまい、急ピッチのデビューとなってしまいました。鞍上は空いている騎手ということで北村宏騎手になり、結果は3着に終わりました。伸びて来そうなところで交わしきれないというのが後の成績を暗示していましたね。
その後1番人気が3回未勝利戦で続きますが、やはり勝負どころで伸びず。ダート替わりの一戦ではルメール騎手鞍上で大敗と期待を裏切り続けました。結局未勝利戦はその後は芝で使われましたが3着泊まりで勝ち上がれず、地方・金沢で現役続行となりました。
ダートで大敗していたので地方で勝ち上がれるのか心配でしたが、馬体をボリュームアップさせて3歳のうちに2勝をあげることができ2021年シーズンの中央復帰を決めました。中央復帰後は一瞬角居厩舎に所属となり、そのまま辻野厩舎に引き継がれました。
ただ1勝クラスでは苦戦。適した条件のレースが左回り、平坦、芝1,400mということを掴むまでに時間がかかり、芝、ダート共に1,200mをよく使われましたがスピードについていけず、脚の使い所も難しいので惨敗続きでした。正直餌代だけがかかるので早く引退させてくれ…とも思っていましたが、奇跡が起きたのが2022.10.30の3歳以上1勝C 新潟 芝1,400mの一戦。鞍上は3度目の騎乗となった荻野極騎手でした。単勝100.9倍の14番人気でしたが末脚を炸裂させ、ハナ差の勝負を制してJRA初勝利を挙げてくれました。私にとってもこれが東サラの馬でのJRA初勝利でもありました。
色々な思い出がある馬ですが、無事に繁殖に上がることができて何よりでした。今まで本当にお疲れ様でした。
繋養先が不明なのですが、東サラの所有馬として残ってくれれば産駒の募集もあるかもしれませんね💡