先週の出資馬の結果【スノーグレース/バロンゾラーレ】

• 23/2/4 　久保田厩舎４日の東京競馬ではまずまずのスタートを切り好位のインにつける。直線へ向いて追い出すと窮屈で追いにくいところもあったが、最後までジリジリと脚を使い３着。「体は４７０キロ台になるかな…と見ていたのですが、いざ本番を迎えると４８０キロで、こちらの思惑よりも減っていない状態でレースへ向かうことができました。中間に行ったゲート練習では正直あまりいいスタートを切ることができていなかったので心配していたのですが、レース本番となると上手く対応してくれ、好位から競馬をすることができましたね。センスのあるところを見せてくれましたし、ここまでの経緯等を踏まえるとまずまずと言っていい内容だったと思いますよ。武史が上がってくるなり“緩いですね…。手前を何度替えたかなと思うくらいでした”と言ってました。確かに緩いのですが、これでも最初に比べればだいぶ良くなった方で、良化途上中なのは否めません。精神面も含めて、おそらく良くなるのは来年以降と思わせるので、期間内に何とか勝ちあがらせて成長を促してあげたいですね。速い上がりを求められる馬場で走った後ということで脚元のことが心配ですから、まずはレース後の状態をよく見ておきます」（久保田師）体質面の弱さがあり、ようやく向かうことができた初戦でしたが、不安をよそに、見せ場のある走りを見せてくれました。直線スムーズに追えていればと思うと悔しい思いがあるのは否めませんが、それでも今後に向けて自信を持てる内容だったのは確かなので、前を向いていければと思っています。脚元を含めてレース後の反動が心配ですので、まずは状態の見極めをしっかりと行ってから今後のことを判断していきます。

2023.02.06　レース結果

2/5(日)東京4R　４歳上１勝クラス〔Ｄ1,600ｍ・15頭〕優勝［3人気］

まずまずのスタートを切ると、道中は好位に付けてレースを進めます。持ったままで4コーナーを回って行き、直線半ばで先頭に立つと、その後は悠々と後続を突き放して、嬉しい2勝目を挙げています。
中舘英二調教師「おめでとうございます。追い切り時から調子の良さは感じていて、レース当日はその分少し力むような部分も見られましたが、2歳時に比べると我慢も利いて、随分と馬が大人になってきていましたね。念の為に、ジョッキーには地下馬道の出口辺りで跨ってもらい、出来るだけ馬が力まない様に気を付けて返し馬に入りましたが、走り出してしまえばスムーズで大きな問題はありませんでした。武藤雅騎手には、『もしスタートで後手を踏んでも、多少距離をロスしても良いから、馬群の中に入れずに運んで欲しい』とリクエストしていましたが、スタートをしっかり出られたことで、上手く好位から運ぶことが出来ました。少し前を捕らえに行くのが早くて、多少強引な競馬にはなりましたが、道中で気分良く運べたことが良かったのか、直線では余力があって、しっかりと押し切ってくれました。ジョッキーは、『返し馬での感触が良くて能力を感じていました。枠順も良くて道中はスムーズに運ぶことが出来ましたし、直線でもしっかりと脚を伸ばしてくれました。今日は快勝でしたし、今後が楽しみですね』と話しており、確かに今回は枠順が良くて流れも向きましたが、それにしても最後はあれだけ後ろを引き離して勝つのですから、クラスが上がってからも楽しみですね。この後はトレセンに戻ってからの状態を見て考えますが、無理をさせる必要は無いのかなと思っています」