おはようございます。
今週は春のクラシックのトライアル、そして高松宮記念のトライアルと重要な前哨戦が行われました。
オーシャンステークス 中山 芝1,200m
勝ったのはルメール騎手騎乗の2番人気ヴェントヴォーチェ(牡6・牧浦)でした。馬が通るたびに芝が掘れてキックバックが巻き上がる、良馬場なのに荒れた馬場でしたが外外を回して突き放す楽勝でした。
去年のキーンランドCを勝利した時に血統について触れています⏬
タートルボウル産駒はこれがまた牡馬産駒の重賞制覇。コルトサイアーぶりが発揮されていますね💡
たまたまウイニング競馬を見ていたらキャプテンさんがとんでもない馬券を当ててましたね。15番人気のディヴィナシオン、5番人気のエイシンスポッターを相手に買っていましたが、馬券が全部当たって150万円の配当😲
チューリップ賞 阪神 芝1,600m
勝ったのは武豊騎手騎乗の7番人気モズメイメイ(牝3・音無)でした。逃げの手に出るとスローペースに持ち込み、最後の最後まで残し切って、コナコーストの追撃を退けました。これで阪神芝1,600mでは連勝、マイルは3戦3勝となりました。
父がリアルインパクト、母父Frankelで祖母のインランジェリーはアメリカの9FのダートのG1スピンスターSを制しています。母はFrankelの初年度産駒で社台RHの募集馬でしたがデビューできずに引退。しかし良血ですから、そのまま社台Fで繁殖に上がり本馬はセレクトセールに上場されました。ラウダシオン以降大物に恵まれず、重賞勝ち馬が出ていなかったリアルインパクト産駒ですが、2021京王杯スプリングCのラウダシオン以来の産駒重賞制覇となりました。
勝ったモズメイメイ、惜しくも2着のコナコーストと3着のペリファーニアが桜花賞への優先出走権を獲得しました。コナコーストは3戦1勝2着2回と惜しい競馬が続いていますが、昨年のスターズオンアースもこんな成績でしたね。ペリファーニアはこれが2戦目、しかも大外枠と厳しい条件でしたが3着に入りました。賞金加算はできませんでしたが、権利を取れたのは大きいですね。本番は人気になるかもしれません。ペリファーニアが活躍してくれると愛馬のレッドシュヴェルト(牡3・尾関)の評価も相対的に高まるので頑張って欲しいです。シュヴェルトもまずは1勝…
弥生賞ディープインパクト記念 中山 芝2,000m
勝ったのは松山騎手騎乗の2番人気タスティエーラ(牡3・堀)でした。好位から抜け出して押し切り勝ちを決めて重賞初制覇。共同通信杯では人気を裏切りましたが、今回はきっちり決めて皐月賞へ弾みをつけました。これでこのレースは父サトノクラウンとの親子制覇になります。
父サトノクラウンにとっても産駒重賞初制覇。個人的には初年度産駒を狙っていたのですが、やっぱり結果を残してきましたね✨しかもクラシックに直結するレースですから。母系はクラフティワイフということで活躍馬多数。近親の活躍馬は少ないので活力を心配していましたが、問題無かったですね。成長力もありそうな父の産駒なのでこの先も楽しみです。
キャロットで2800万円(7万円×400口)の募集でしたが、やはりこの3000万円に届かないくらいのラインに隠れた大物が潜んでいるんですよね〜。出資者の方々おめでとうございます。
2着のトップナイフは安定していますね。既に8戦を消化しておりますが、さすがテイエムオペラオーを近親に持つだけあって叩き上げ感があります。本番での一発が怖いですね。3着のワンダイレクトはよく伸びてきましたが、賞金加算ラインにも届かず。ただ母譲りの切れ味を末脚を見せてくれました。
*写真の掲載についてはキャロットクラブより許可を得ています。