先週の気になる馬【5/6-7】

  • 2023年5月7日
  • 競馬

ケンタッキーダービー🌹🇺🇸ウィークでもあった先週。デルマソトガケは6着でしたが、大健闘だったのでは無いでしょうか?土曜のプリンシパルSの7頭立ても寂しかったですね…やはり2週前のトライアルは再考した方が良いでしょうね。

京都新聞杯 京都 芝2,200m

勝ったのは川田騎手騎乗の1番人気サトノグランツ(牡3/友道)でした。5着までクビ、アタマ、クビ、クビの大接戦でしたが外からの差し切り勝ちを決めました。これで未勝利からの3連勝となり5戦3勝です。

父サトノダイヤモンドにとっては産駒のJRA重賞初勝利。新種牡馬では1番期待されていたんですが、この初勝利は遅いくらいですね。ただここまではそこまで距離が長い重賞は少なかったので、活躍の舞台が少なかったとも言えるかもしれません。母チェリーコレクトはイタリアオークス(G2)🇮🇹の勝ち馬でワーケアやダノングレース、ダイアナブライトを輩出しています。産駒はいつも注目されていますがJRA重賞勝利は初めてでした。近親に愛馬に加わったファイナルスコアの21(牝2/田中博)がいるので、この馬にも追い風になって欲しいです。

サトノグランツは菊花賞当日の阪神芝1,800mでデビュー。圧倒的人気でしたが8着に敗れていました。そこで4着だったのがハイアーレルム(牝3/安田隆)。オークス候補だと思ってたんですけどね…早く勝ち上がってくれ〜。

新潟大賞典 新潟 芝2,000m

勝ったのは菅原明騎手騎乗の5番人気カラテ(牡7/辻野)でした。不良馬場、トップハンデ59kgと厳しい条件でしたが逃げ粘るセイウンハーデスを1頭だけ内を通って差し切り勝ち。2着馬と3kg差、しかも3着は8馬身後ろでしたから抜けて強かったですね。これで重賞3勝目となりました。

父トゥザグローリーの産駒は数は少ないですが、本馬はその筆頭ですね。個人馬主さんの馬ですから貴重な血を残すために種牡馬入りもあるのではないでしょうか?母系もゴールデンサッシュ牝系なのでステイゴールド、ショウナンパンドラなど白老Fが育ててきた血が流れており、筋が通っていますからね。

NHKマイルカップ 東京 芝1,600m

勝ったのは内田騎手騎乗の9番人気シャンパンカラー(牡3/田中剛)でした。雨、1番人気が5倍台、有力どころの乗り替わりなど荒れる要素たっぷりでしたがやっぱり一筋縄にはいきませんでした。本馬もスタートで後手を踏みますが直線外に持ち出すとよく伸びて、最後はウンブライルの追撃を凌いで重賞初制覇がG1制覇となりました🏆NZTは3着でしたが東京マイルではこれで3戦3勝です。

父ドゥラメンテにとっては産駒のJRAG1は9勝目。5頭目のG1ホースが誕生しました。しかも本馬は社台F生産なので、社台F2頭、NF2頭、岡田スタッド1頭とさまざまな牧場から大物が誕生しています。3代母がバルドウィナなのでワンカラット→ワントゥワン→ワンダイレクト、サンシャイン→アラタ、桜花賞馬ジュエラーが近親にいます。青山オーナーの重賞勝利はそのジュエラーの2016年の桜花賞以来となりました。本馬はドゥラメンテ×欧州型という王道の血統です。

内田騎手のJRAG1制覇も久々で2018年のノンコノユメで勝ったフェブラリーS以来。重賞制覇も2020年のセントライト記念以来でした。53歳のベテラン騎手ですから以前ほど乗鞍もありませんが、まだまだ魅せてくれますね。

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