7/23(日)夏の福島開催最終日の3歳未勝利戦にキャロットのバロンゾラーレ(牝3/久保田)が出走。福島得意の戸崎騎手とのコンビでしたが…
7/23 福島4R 3歳未勝利 芝1,800m
バロンゾラーレ(牝3/久保田)
8枠15番からのスタート。前走はスタートで大失敗でしたが、今回は5分のスタートを切ることができました。1〜2コーナーは後方寄りのポジションでしたが向正面から徐々に進出。3コーナーからは4番手につけますが、終始大外を回される展開に。結果、直線でもベストポジションを取れず、伸びるに伸びきれず0.8秒差5着/16頭でゴール。
- 23/7/23 久保田厩舎23日の福島競馬ではまずまずのスタートを切り中団から前を見つつ進める。早めに促しながら勝負どころへ向かうも、最後に差を詰めることができず5着。「ジョッキーにはレース前に“トモの緩さが目立つので、おそらく小回りでモタつくとは思うからじっくり構えて脚を使うというイメージではなく、早めの競馬を考えてほしい”ということを伝えてありました。スタートに波がある馬なので、外目の枠は却っていいかなと思って送り出したところ、スタートも道中の運び方もこちらが描いていたイメージに近い形になりました。ただ、2着馬が馬場の荒れていないギリギリのところをずっと回っていたこともあり、そのさらに外を回らざるを得なくなりましたね…。上手く導いてくれているものの、ある意味で大雑把な競馬しかできず、最後は苦しくなってしまいました。勝ち馬は2着馬やこちらを見ながら内をすくってうまく出てきていましたし、あのような器用な競馬ができるかどうかということが求められてしまいますが、今のバロンにはちょっと厳しいので、それが結果にも表れてしまったのかなと思います。申し訳ありません。何とか優先出走権を獲ってくれましたが、これから未勝利終了までの期間は如何に余力があるかがカギを握ります。暑さもきつく、馬の様子からして使ってあがってくるという感じがあまりしないのもあり、この後についてはレース後の様子を見て柔軟に判断しなければいけないと考えています」(久保田師)現状を踏まえたうえで作戦を練り送り出したところ、ほぼイメージした形になりましたが、それでも最後は苦しくなってしまいました。上位争いはできるものの、デビュー当初からなかなか変わってこないだけに非常に悩ましいです。今後についてはあくまでも体調を優先してどうしていくか判断していきます。
当初今回の入厩の際から久保田先生はあまりトーンが上がってきていませんでしたが、結果からもその通りでしたね。うーんなかなか成長してきてくれませんね。晩成型という陣営の評価ですが、勝たないことにはどうしようもないですからね。しかも僅差の勝負をしているという訳では無いですからね。
コメントから察するに久保田先生はこのまま在厩させても調子は上がってこないと判断していて、短期放牧を挟みたいようですね。福島ということもあるのでそのまま天栄に放牧に出て戻ってくる感じになるのでは無いでしょうか?
問題は次走ですね。この様子だと小回りは向かないということですから、第3回新潟開催を使うということになりそうな気がしますね。
あとは権利内にどこを使うか?というところですが8/13に牝馬限定の芝2,000m戦が予定されていますが、ここは同じく未勝利のシルクの愛馬コスタレイ(牝3/池上)が出走予定。こちらは前走牡馬相手に惜しい2着でしたし、鋭い末脚が持ち味でもあるのでおそらくどの陣営も避けたい相手と考えているはず。なのでバロンゾラーレには8/12の牡馬混合の芝1,800m戦か8/20の同じく混合戦の2,000mに回って欲しい。この2頭は1度同じレースでぶつかってしまっているのですが、今の時期は被らないように調整して欲しいですね。どちらもノーザンですし…
あとはダートもどうかなぁ?と思ったのですが母父Kitten’s Joyなので芝の血統なんですよね。母も米国産ですがG1勝利は芝。しかもダートを使って仮に掲示板を外してしまったらもう引退まっしぐらなのでハイリスクの選択になります。切れる脚がないのでありと言えばありですが、ちょっと怖いですね。
なんとか1勝を挙げて欲しいのですが、残されたレースも僅か。パイの取り合いです。