7/15(土)の函館3R 3歳未勝利 芝1,200に出走したキャロットの20年産×なし最優先馬ハイアーレルム(牝3/安田隆)の結果を振り返りたいと思います。
7/15 函館3R 3歳未勝利 芝1,200m
ハイアーレルム(牝3/安田隆)
スタートは5分で出ることができました。いつもなら逃げるところですが、流石にスプリント戦となると前には行けないのか?あえて行かなかったのか?後方寄りでレースを進めます。直線入り口でもまだ後方。追い出そうとしてもなかなか進路が開けずに残り200mでもまだ後方5、6番手くらいでまともに追ったのは最後の100m切った位から。優勝争いには加わることはできませんでしたが、粘る馬たちを着実に捉えて0.3秒差の5着/16頭で入線。何とか優先出走権は確保できました。
- 23/7/15 函館競馬場15日の函館競馬では五分のスタートから出たなりで中団後方を追走。勝負どころからややごちゃついた場面はありながらも、直線追い出してからは目立つ脚を見せて5着。「今日は中京競馬場に臨場しているためレースはモニターで見ていました。1200mへの対応がひとつのポイントでしたが、前半焦らずじっくり進めて直線に集中させたことでいい脚を見せてくれました。少しスムーズさを欠く場面はありましたが、次に繋がる内容だったのではないでしょうか。現地のスタッフによるとジョッキーは『馬は落ち着きがあって冷静でしたし、その点は前走よりも良かったと思います。ピュッと切れる脚を使えるタイプではないので、雨で時計がかかる馬場になったこともこの馬にはプラスでした。直線で進路ができずロスはありましたが、最後までやめるようなこともなく、しっかり走り切れていましたね。今日のところは重馬場も向きましたから、あとは良馬場になってどうかだと思います』と話していたそうです。条件については改めて精査して検討しますが、これがいいきっかけになってくれればと思います。この後はいったんリフレッシュさせて優先出走権の権利内に使っていくことも考えています」(安田隆師)気性面を考慮して今回距離を短縮して臨みましたが、終いに脚を使わせる形で進めていい伸びは見せてくれました。勝負どころがもう少しスムーズならまた違ったかもしれませんが、力のあるところは示せた一戦となりました。今日の走りをきっかけに、次走こそはベストの結果を出してほしいところです。
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4コーナーでは外から蓋をされて進路を確保出来なかったので、そこさえクリアできていればもっとスムーズに追い出しができていたのではないでしょうか?それでいて上がり3Fは3位タイの36.3だったのであと100mでもまともに追えていたらもうちょっと着順は良かったかもしれませんね。
netkeiba掲示板は北村友一騎手への厳しい言葉が並んでいましたね…ただまともに追えたとして勝てたかどうかはわかりませんし、とりあえず次走に繋がったことを喜びたいです。
この後北海道で残された芝1,200mの未勝利戦は実は4戦しか残されていません。
いずれも札幌競馬場で7/23、8/5、8/19、9/3です。
9/3は本当に3歳未勝利戦終了の最終週ですし、リフレッシュを挟むというコメントが出ていると考えると8/5が次走としては有力でしょうか?鞍上を強化して臨むのか、それとも4戦騎乗してきた北村友一騎手のまま行くのか?はたまた減量騎手を使うのか?個人的には減量騎手を手配する方が面白いのかな?という気はしています。次からは札幌に移ることになりますが函館では2年目の佐々木騎手が大活躍でしたし、騎乗してくれたら面白いですね。