今週はついに出資2歳馬がデビューを迎えます。その先鋒はキャロットからヴィントシュティレ(牝2/古賀)が新潟の牝馬限定のマイル戦に参戦です。
🟢 ヴィントシュティレ 🟢
- 23/8/2 古賀厩舎2日は美浦南芝コースで追い切りました(66秒2-50秒6-37秒5-12秒2)。「今朝は競馬でも予定している北村騎乗で追い切っています。昨日の雨の影響で本馬場が良い状態だったため、5ハロン66秒くらいで乗っていますよ。馬なりの内容ながらいい加速具合で、最後までしっかりと走り切れました。この動きならいい状態で競馬に臨めそうですね。競馬は想定では土曜も日曜も同じくらいの頭数なので牝馬限定戦を中心に考えていますが、ギリギリまで様子を見て判断していきます」(古賀師)5日の新潟競馬(2歳新馬・牝馬限定・芝1600m)もしくは6日の新潟競馬(2歳新馬・芝1600m)に北村宏騎手で出走を予定しています。
- 23/7/27 古賀厩舎26日は美浦南Wコースで追い切りました(84秒8-68秒5-53秒6-38秒5-11秒6)。27日は軽めの調整を行いました。「水曜日は出張に出ていたため直接追い切りを見られませんでしたが、この暑さですから、スタッフには当日の気候を踏まえてとにかく無理はしないようにと事前に伝えていました。そうしたところ、やはり暑さに配慮して終い重点にしたとのことです。また、この血統ですから気性面アプローチも慎重にとも言っていましたが、この馬らしいというか、ちょっと気が入っている様子だったとのこと。それでも馬場入りやキャンターのおろしがけにすごく悪い格好をすることはなく、我慢は利いて調教に臨めたようです。走りはいいフットワークだったとも報告を受けているので、この調子で本数を重ねていきたいですね。競馬は引き続き新潟2週目の両にらみの状況ですが、今のところどちらの鞍も北村宏司が空けてくれるとのことで、彼とのコンビで出走を目指していきます」(古賀師)8月5日の新潟競馬(2歳新馬・牝馬限定・芝1600m)もしくは6日の新潟競馬(2歳新馬・芝1600m)に出走を予定しています。
昨年の愛馬の2歳デビュートップバッターはマローディープ(セン3/木村哲)で、6月1週デビューでしたが、ルメール騎手に「寝てる」と言われたように前進気勢が全く足りず、すぐに去勢されてしまいました。逆にこの血統はテンションが上がりすぎる方が問題のようですが、促されても進まないよりは良いような感じもします。
鞍上は北村宏騎手ということで今のマローディープの主戦?の騎手ですね。個人的にはちょっと厄介な馬が回ってくるイメージがあります。
ヴィントシュティレの血統は⏬
モーリス産駒は今年の2歳戦好調で既に 勝と絶好調。クラブ所属の馬も同様に好調です。母のピュアブリーゼはMonsun産駒で母父パントレセレブルというゴリゴリの欧州血統でオークスで2着。23戦1勝という成績ではありましたが6歳の春に引退するまで走り切りました。産駒はブラックタイド産駒のルヴァンが3勝しているのですが牝馬では目立った活躍馬がいません。
父モーリスの産駒はがっしりとした馬体の馬の方が走ると言われていますが、本馬はどちらかと言えばスラっと見せていて短距離タイプというよりは母同様に長めの距離の方が良さそうな体型だと思って出資しました。今回はマイルですが先々距離が伸びても楽しめそうな気がします。
そして今回の相手にはシルクの超良血馬サフィラがいます。サリオスの全妹という血統で松山弘平騎手鞍上と1倍台の人気になりそうな馬ですね。ただヴィントシュティレの調教内容も万全ですし、前向きな気性は新馬戦向きなのでは?と思います。