2歳新馬戦がスタートして2ヶ月が過ぎましたが、デビュー戦でどの騎手が乗るかでその馬に対する厩舎やクラブの期待度がわかります。ただ上位の騎手が騎乗したからといって必ず勝てる訳では無いですし、意外と出世したのは上位騎手が乗っていない馬だったりするかもしれません。そこで出資愛馬の新馬戦を騎手と共に振り返ってみたいと思います。
ちなみに8/6終了時点の出資愛馬の新馬戦の成績は24戦3勝でした💡勝率12.5%、連対率29%という成績。
ルメール騎手 4戦1勝[1-0-0-0-1-2]
ルメール騎手が新馬に乗ってくれるとなればテンションは爆上がり。期待馬なんだな!と思いますし、ほぼほぼ勝ったな!と思ってしまいますが、そう簡単にはいきませんね。勝ったのはフォアシュピールで勝った2019年の中山 芝2,000m戦のみ。10着、14着もあって決してルメール騎手だからといって簡単に勝てるということでは無いということが改めてわかりました。デビュー戦でルメール騎手が騎乗して愛馬で1番出世しているのはライリッズ(牡4/宮田)です。新馬戦は5着でしたが、岩田康騎手とのコンビで勝ち上がり。2勝目は戸崎騎手でした。
横山武史騎手 4戦0勝[0-2-1-0-0-1]
キャロットの馬に横山武騎手が乗るとなると期待値の高さも伺えます。新馬戦で横山武騎手が乗った4頭のうち3頭はキャロットの馬でした。そして新馬戦で2着に入った2頭、カーディナルとキープスマイリングはしっかりと勝ち上がっています。特にカーディナル(牡5/林徹)は現在OPクラス。ただ横山武騎手とのコンビでは勝てておらず、ルメール騎手で2勝、戸崎騎手、川田騎手で1勝でした。
川田将雅騎手 2戦0勝[0-0-0-1-0-1]
こちらはトップ日本人ジョッキー。過去愛馬には2度の新馬戦騎乗がありました。1頭は現在1勝Cのグランデフィオーレ(牝5/西園翔)。デビューから続けて乗ってくれたものの勝ち上がることはできず、松山騎手が乗った3戦目で勝ち上がりを決めました。ちなみにデビュー戦16着と大敗を喫したバラキエルも川田騎手騎乗でデビューした1頭。5戦未勝利で引退。サラオクで地方に行った後に6勝していますが、JRA時代の成績は愛馬の中でも最も酷かった1頭でしたね…。ちなみに8/5のデビューを予定していたベストミーエヴァー(牝2/国枝)も川田騎手でのデビューが予定されていました。デビューは8/20まで延期になりましたが、鞍上が気になるところ…
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ここまではリーディング上位の騎手でデビューした場合を紹介しましたが、実は出資愛馬で1番出世しているのはこの騎手でデビューした場合でした⏬
丸山元気騎手 2戦1勝[1-0-0-0-0-1]
一時期は結構ノーザン系の馬にも乗っていたのですが、最近は勝ち星も落ち気味でリーディング40位台の丸山騎手ですがシルク出資愛馬のデビューで2度騎乗して1勝しています。その1頭は何と言ってもヴァイスメテオールです。デビュー戦、ラジオNIKKEI賞と丸山騎手とのコンビで勝利。愛馬初の重賞制覇をプレゼントしてくれ、菊花賞にも連れて行ってくれました。そしてもう1頭はスノーグレース(牝4/中館)です。丸山騎手とのコンビではデビュー戦、続く未勝利戦と2戦で15着、9着と振るいませんでしたが、ダートに路線を移すと東京ダート1,600mで3勝してくれました。ということで丸山騎手が新馬戦で騎乗した2頭は結果としてOPクラス(重賞勝ち)&3勝Cと上位クラスに出世して来れています。これはかなり意外な結果。丸山騎手が騎乗するとなると正直「うーん」となってしまいがちですが、ヴァイスメテオールもG1の裏開催で上位騎手が不在だったことも要因としてあります。
もちろん上位の騎手が確保できれば期待感も伺えますが、決してそれだけで勝てる訳ではありませんし、見放されるとどんどん騎手のレベルが低下…なんてこともあります。個人的に今回振り返ってみて思ったのが岩田望来騎手や松山弘平騎手、戸崎圭太騎手のデビュー戦での騎乗が無かったということですね。関西馬への出資が少なかったので岩田騎手と松山騎手でのデビューが少ないのは分かりますが、戸崎騎手は?となりますね。現2歳世代で未デビューの関東馬はあと3頭いますので、もしかすると可能性があるかもしれませんね。