呪われてる?順調さを欠くシルク2歳馬勢【ストロングタイズ&フルスコア】

シルクの2歳出資馬は現在3頭いるのですが、その中の1頭、ベストミーエヴァー(牝2/国枝)は比較的順調。本来は8月頭のデビュー予定でしたが、軽い頓挫があって延期。それでも在厩で調整を続けて無事にデビューを迎えられ2着🥈。勝ちたかったところですが、まぁ当初デビュー予定だったレースもキャロットのファーヴェントとぶつかる予定だったので厳しい戦いが想定されていて、回避は決して悪い選択肢では無かったですね。

問題は残る2頭です。先に紹介するフルスコア(牝2/田中博)は7月頭に骨盤骨折が発覚したことは以前も記載しました⏬

ところが患部の腫れが引かないということでいまだに北海道への移動ができていません。これは相当重症ということでしょうかね?変位の有無でその後の競走馬としての命運が変わって来るのですが、それもわからず。いずれにせよいまだに手術もできずに天栄でグダグダしている状況なので競走馬としてのデビューは難しいかもしれませんね。

そしてここにきて唯一の牡馬ストロングタイズ(牡2/萩原清)アクシデント発生⚠️

2023.08.02 在厩場所:ノーザンファーム早来
担当者「その後も坂路コースでの乗り込みを中心に調教を行っていたのですが、先週末の登坂後に右前膝の腫れが確認されました。歩様には出していなかったので軽めに動かしつつ様子を見ていたのですが、なかなか腫れが引いてこない状況だったため、獣医師にレントゲンを撮ってもらったところ、橈側手根骨遠位に骨折が見つかりました。骨片自体は小さいのですが、その割には関節液の量が多いことから、まだこの時期ですし将来的なことを考えると、ここでオペを行い患部の状態を綺麗に整えてあげた方が良いだろうということになりました。社台ホースクリニックの都合がつき次第、手術を行う予定となっています」

元々捌きが硬い馬で、右前の蹄も痛がる素振りもあった馬でしたが、ついに限界を超えてしまったようですね。剥離骨折のようなものなので重症ではありませんが、手術をしてみて状態が思ったよりも悪いということも有り得ます。通常であれば術後3ヶ月で乗り出せるようなので年内に乗り込み開始できればOKという感じになりそうです。ただこれでデビューが遅れることは確定。新馬戦期間でのデビューは難しいでしょうね。

幸いなのはこの馬がダート馬だということでしょうか。脚元の負担を考慮してダートを使うことになっても血統的に向いていなければ厳しいところがありますが、本馬の場合には母もダートで活躍した馬ですし、父キズナはダートで潰しが効く種牡馬。馬格もあるので十分やれるとは思いますが、3歳未勝利戦終了までの時間が短くなるのは残念ですし、この時期にもう来年のこの時期を見越した話をしなければならないのは辛いですね😅

5頭しかいなかった2021年産の馬たちは2頭が頓挫と早くも50%以上の勝ち上がりに暗雲が立ち込めていますが、デビューしたキャロットのヴィントシュティレ(牝2/古賀)はデビュー戦から良い走りができましたし、ベストミーエヴァーはマラソン馬で隠し球的な期待馬。そして新種牡馬ニューイヤーズデイ産駒のルフトクス(牝2/杉山晴)も初仔ながら馬格の問題もなく、前向きな気性も良い感じ。父の産駒はなかなか勝ち味に遅いですが本馬は芝でこそ内包されたクロフネの血が活きると思うので、まずは芝デビューを期待したいところです。

何よりも残された3頭は無事に行ってもらいたいですね。

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