今日はシルクのスノーグレース(牝4/中館)が馬事公苑リニューアルオープン記念に出走します。東京ダートマイルは得意の舞台になります💡
● スノーグレース ●
2023.11.02 在厩場所:美浦トレセン
中舘英二調教師「1日にWコースで併せて追い切りを行いました。道中はスノーグレースが追走して、直線では内に進路を取って脚を伸ばすと、最後は馬体を並べてゴールしています。5ハロンから68.3秒のラスト1ハロンは12.4秒と時計はそこまで目立ちませんが、身のこなしには活気がありましたし、動きは良かったですね。前走からそこまで間隔が空いていないので、中身の方も問題はありませんし、状態はキープ出来ているのかなと感じています。前走では馬群の中で我慢しながらの競馬でしたが、気持ちが切れることなく追走できていましたし、レースの幅が広がりました。今回は初騎乗の石川裕紀人騎手になるので、その影響がどう出るかはやってみないと分からないものの、前走同様にこの馬のリズムを守って進めることが出来れば、今回も上位争い出来るはずです」
2023.10.26 在厩場所:美浦トレセン
中舘英二調教師「26日にWコースで併せて追い切りを行いました。道中はスノーグレースが先行して、直線では外に進路を取って脚を伸ばすと、最後は馬体を並べてゴールしています。5ハロンから67.0秒のラスト1ハロン12.7秒というタイムをマークしており、帰厩後初めてのWコースでの追い切りでしたが、楽な手応えで最後まで走ることが出来ており、動きは良かったですね。息遣いはあまり奇麗なタイプではないのですが、その点もまずまずで、前走からそこまで間隔が空いていないことはあるものの、特に緩んだ印象はありません。あまりWコースでの運動ばかりだと脚元が擦れてしまい、そこから傷腫れを起こしてしまう可能性があるため、普通のところはダートコースや坂路コースで乗るようにしています」
前走はハンデ戦だったこともありますが、53kgでタイム差無しの2着に善戦。11番人気と低評価でしたが、得意の舞台だったので不当な人気の低さでした。
今回は定量戦になり、斤量は3kgUPの56kgとなります。そして鞍上も初騎乗の石川騎手ということで、前走好走に導いてくれた津村騎手は先約の関係もあり乗り替わりとなりました。
東京ダート1,600m戦で全3勝を挙げていますが、今年の該当レースはこのレースが最後。おそらくここを使ってそのまま休養で来年に備える形になるとは思います。
メンバーを見るとなかなか粒揃いでこのクラスでの上位の馬が集まった感じがあるので、斤量も増える今回は強気にはなれませんが得意の舞台でもあるので、好走は期待したいところです。
勝てれば来年のフェブラリーSも視野に入れて進めることができるのではないでしょうか?
あとはOPまで上がれば交流重賞のチャンスが広がるので、牝馬限定のダート重賞が見えてきます。そのためには小回りの克服なども必要になってきますが…まずはOPに上がらなければなりません。1,800mまでこなすことができれば選択肢も広がるのですが、まずは得意の舞台で勝たなければなりませんね。
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