今日はキャロットとユニオンの1歳馬4頭について近況を紹介💡
アドヴェントスの22(牝1/西園正)
【馬体重:477キロ】現在は周回ダートコースでのキャンター調整を中心に、週2日は900m屋内坂路コースでハロン18~20秒のキャンター2本登坂しています。成長途上ということもあって、現状はトモ高でバランスが崩れ気味ですが、キ甲が出てくれば自ずと良いシルエットに変わってきそうです。馬体には幅があって力感も感じさせるなど、良いモノを持っていそうな馬なので、じっくり乗り込むことで成長を促していければと考えています。
まだ馬体もトモ高とのことで成長が見込まれます。それでもって477kgの馬体と考えるとダートを走るだけの馬体は十分持っていそうです。あとはタイムを詰めて行ってどうなるかですね。
レディドーヴィルの22(牡1/吉岡)
【馬体重:454キロ】現在は週2日、900m屋内坂路コースをハロン18~20秒のキャンター2本駆け上がっており、残りの日は軽めの調整メニューをこなしています。血統面や幼さが影響してか、騎乗時に素直ではないところを見せることがあるので、注意しながら進めるようにしています。馬体の前後のバランスは取れてきたものの、まだ全体的には幼さが残るので、この先もじっくり良化に努めていければと考えています。
まだまだ幼いところを見せているようですが、ペースを上げていく中でしっかりとコンタクトを取れるようになってくると思います。馬体はもう少し増えて欲しいところ。ただ父のような重厚な感じでは無さそうですね。
ジレーネの22(牡1/石坂)
ファンタストクラブ内木村牧場
現在は、屋根付きのダートコースでダクに加えてハッキングを1600mくらい乗っています。また、この中間はスクーリングを兼ねてダートの屋根付き坂路でごく軽めに乗りました。まだ人馬ともにバランスを意識しながらゆっくり動かしている程度ですが、騎乗者の指示に対しても変わらず素直な反応で、理解力も高そうです。現在の馬体重は428㎏と乗り運動を行いながら、増えているのは良い傾向です。このまましっかり乗り馴らしていきます。
乗り込みながらも馬体重は増加傾向。近親もしっかり走っている血統ですし、芝で活躍を期待したいところ。
コージーベイの22(牡1/武藤)
この中間から馴致を始めています。普段通りどっしり構え、初めての胴締めも暴れることはありませんでした。また、鞍着けや人を背にすることも従順に受け入れました。現在は、放牧地や厩舎周りで常歩、ダク、ハッキングを乗っています。合計30分くらいの運動にも、へこたれた様子はなく、踏み込みの強い推進力を感じる動きを見せています。なお、近日中にファンタストクラブ内木村牧場へ移動し、本格的に動かしていく予定です。現在の馬体重は520㎏。
こちらはまだ育成牧場への移動は済んでいない様子。馬格は今年の出資馬の中でもNo1✨パワフルな走りが期待できます。芝短距離路線は日高の馬でも戦える舞台だと思いますし、父を超える活躍を期待したいところ。
ユニオン、キャロットの馬達はシルクに比べるとスローペース。ただ去年もそんな感じでしたが、結局シルクよりもキャロットの方が活躍していますし、そんなに焦る必要も無いのかもしれませんね。ユニオンからは新たなJpn1 Winnerのキングズソードが出ましたが来年はダート血統に出資したいですね💡
田端到・加藤栄の種牡馬事典 2023-2024 [ 田端 到 ] 価格:2970円 |