先週はダートの頂上決戦チャンピオンズCが行われましたが、レモンポップが距離の壁を克服しての絶対王者となりました。
チャレンジカップ 阪神 芝2,000m
勝ったのは横山和騎手騎乗の3番人気ベラジオオペラ(牡3/上村)でした。中団からレースを進めて直線は外へ持ち出されると内を通った同枠のボッケリーニとの叩き合いを制して重賞2勝目を挙げました。ダービー4着以来のレースでしたが復帰戦を勝利で飾り、来年への弾みをつけました。
曽祖母にエアデジャヴーがおり、その弟は2冠馬エアシャカール。近親には函館記念を制したエアアンセムがいます。父ロードカナロアはこの世代からはブレイディヴェーグがG1エリザベス女王杯を制していますが、この世代は中距離路線で活躍する産駒が出ていますね。
これで6戦4勝。負けたのは皐月賞と日本ダービーのG1のみですからね。成長次第では来年の大阪杯や宝塚記念など楽しみですね。
ステイヤーズステークス 中山 芝3,600m
勝ったのは石橋脩騎手騎乗の8番人気アイアンバローズ(牡6/上村)でした。上村厩舎は東西で重賞制覇となりましたね。大逃げを打つと、一度は追いつかれましたが、そこからの二枚腰で振り切ると2.1/2差をつけての重賞初制覇となりました。
父オルフェーヴルの産駒はこのレース3勝目。オセアグレイト、シルヴァーソニックに続いての勝利。そしてこの血統は先日紹介したPalace Maliceの弟💡
半兄のジャスティンパレスが天皇賞・春、阪神大賞典を勝利しており、兄弟で長距離重賞を勝利しました。
日本一のマラソンレースを勝利した訳ですが、この血統ですし、オルフェーヴル産駒は海外に強いことを考えると世界のマラソンレースに挑戦してみても面白いかもしれませんね。
チャンピオンズカップ 中京 ダ1,800m
勝ったのは坂井騎手騎乗の1番人気レモンポップ(牡5/田中博)でした。前走の南部杯は2.0秒差の圧勝。ですが今回は大外枠で未知の距離1,800mということで人気も3.8倍とちょっと疑問視されていましたが、逃げると最後まで粘りきり、フェブラリーSに続いてのJRAダートG1年間完全制覇を達成しました。
血統は今更どうこうということはありませんが、気になるのは今後ですね。まずはおそらくフェブラリーS連覇を狙ってくるものだとてっきり思っていましたが、ゴドルフィンの公式からこんなリリースが⬇️
Lemon Pop underlines superiority with G1 Champions Cup victory
https://www.godolphin.com/news/lemon-pop-underlines-superiority-with-g1-champions-cup-victory
来年はサウジカップ🇸🇦に挑戦してドバイ🇦🇪へ飛ぶプランとのこと。ということは下手するの日本でお目にかかれるのは来年秋以降になるのではないでしょうか？もしくはそのまま米国🇺🇸遠征なんてことも世界のゴドルフィンならあるかもしれませんね…適距離のG1レースがアメリカにはありますからね💡BCにも挑戦するなんてプランもあるかもしれません。
個人的にはその後スタッドインしてくれたら是非とも出資したい種牡馬。ダーレーでの種牡馬入りとなればノーザン系のクラブでの募集は無いでしょうがユニオンあたりでは募集はあるでしょうし、楽しみでしかありません。
 | Mの法則×血統ビーム 誰でも使える血統買いパターン [ 亀谷 敬正 ] 価格:2400円 感想(0件) |