先週の重賞振り返り【浦和記念 & 兵庫ジュニアグランプリ】

  • 2023年11月25日
  • 競馬

先週は地方競馬にて2つの交流重賞が実施。しかもどちらもJpn2ということで暮れの全日本2歳優駿東京大賞典に向けても重要なステップレースとなります。

勝ったのは松山弘平騎手騎乗の1番人気イーグルノワール(牡2/音無)でした。直線入り口で人気を分けたサトノフェニックスと2頭が早めに先頭に踊り出ると馬体を併せての競り合いとなりましたが、ハナ差前に出て重賞初制覇。3連勝となりました。

父は新種牡馬ブリックスアンドモルタル。産駒はゴンバデカーブースがサウジアラビアRCを制していますがダートの重賞は初制覇。現役時代は芝で結果を残してきた種牡馬ですし、血統的にもGiant’s Causewayからの血統ですから芝寄りなのは間違いありません。しかしながらJRAでもダートの方が勝率が高いので、ダートでも潰しが効く種牡馬なのかもしれませんね。

母はアルティマブラッド。その母アルティマトゥーレはセントウルS、シルクロードSと短距離重賞を制しています。さらに遡っていくとエアトゥーレ、そしてスキーパラダイスに辿り着きます。数多くの活躍馬を送り出している血統ですが、スキーパラダイスから見たら玄孫にあたる世代でも活躍馬を送り出してくる訳ですから恐ろしいですね。

個人的にはこの馬はPOGで指名しているのでこの活躍は嬉しい限りです。もちろんダートで活躍するとは思っていませんでしたがw

芝でのデビュー戦は4着に敗れましたがダートに矛先を向けてからは無傷の3連勝。

なぜ指名したのかと言えば社台Fが力を入れている種牡馬ブリックスアンドモルタルの産駒で、社台RHで多くの活躍馬が出ている母父シンボリクリスエスということで指名してみました。

この後は全日本2歳優駿に向かうということでG1制覇できればPOG的にもかなり大きいですね✨

勝ったのは本田正重騎手騎乗の5番人気ディクテオン(セ5/吉岡)でした。ライアン・ムーア騎手の負傷により乗り替わりでの騎乗だった本田騎手でしたが、最終4コーナーで一気に先頭に躍り出るとそのまま押し切りました。

父キングカメハメハで母メーデイアという血統。母はJBCレディスクラシックを制しているG1ホース。母父キングヘイローのキングカメハメハ産駒ということでヴァイスメテオールと同じ血統構成ですね💡やっぱりダートでもやれただろうなぁ…とも思いますが、そんなことは置いておいて、ディクテオンはJRA重賞は2023年の東海Sでの9着が最高。その後の挑戦はありませんでしたが、ブリリアントSでリステッドを制しています。本馬は3歳時は5月にデビューしてJRAでは勝ち上がれず名古屋に移籍して2勝してJRA再転入してきた馬。意外と地方の馬場の方が合っているのかもしれませんね。

ということで地方交流2レースは40口クラブの馬が勝利。Jpn2の40口の賞金はなかなか凄いでしょうね💰

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