ここまでの3歳世代はサンデーRが重賞戦線で圧倒的な成績を残しています。
サンデーRの3歳馬の重賞勝ち馬は牝馬が絶好調。
アスコリピチェーノ(阪神JF、新潟2歳S)
レガレイラ(ホープフルS)
クイーンズウォーク(クイーンC)
チェルヴィニア(アルテミスS)
4頭で5つの重賞タイトルを獲得しています。
牡馬にも重賞勝ち馬こそいないもののキャプテンシーがジュニアCでOPを制しており、トロヴァトーレが2戦2勝で弥生賞ディープインパクト記念へ向かうことになっています。
同じく40口クラブの社台RHも5頭のOP馬がいますが、こちらは牡馬/牝馬バランスよく活躍中。
ジャンタルマンタル(朝日杯FS、デイリー杯2歳S)
イーグルノワール(兵庫JG)
イフェイオン(フェアリーS)
と3頭が4つの重賞を制しています。また2戦2勝のミラビリスマジックはチューリップ賞に向かいます。そして2勝を挙げているルカランファーストはスプリングSに向かいます。
400口以上のクラブではキャロットがシュトラウスが東スポ杯2歳Sを制しており、賞金的にも皐月賞には問題なく出走できるでしょう。ルシフェルは重賞勝ちはありませんがリステッドの萩Sを制しています。シックスペンスは2戦2勝で次走のスプリングSで重賞タイトルを狙います。
一方のシルクは重賞勝ち馬はなし。アーバンシックは京成杯2着で重賞タイトルまでもう少し。おそらく賞金的にもクラシックへの出走は可能だと思います。あとは重賞2着のあるサフィラにクラシックの可能性はありますがクイーンCで賞金を加算できなかったことがちょっと響きそうですね。アマンテビアンコ、キープシークレットはダートで2勝を挙げています
昨年はシルクの3歳馬が牡馬、牝馬ともに不調で結局牡馬、牝馬ともにクラシック路線に絡むことができませんでした。現4歳世代ではいまだに重賞勝ちも出ていませんし、1番活躍しているのがベースセッティングで獲得賞金1億円に満たない状況。キャロットはタスティエーラ、ドゥレッツァの2頭のG1ホースとセラフィックコール、レーベンスティール、スキルヴィング、ラヴェルと重賞勝ち馬が誕生しており大きく差がつきました。
今年は昨年ほど不調という感じではありませんし、クラシック出走も現実的だと思いますが、少しでもその頭数を増やしたいところです。
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