キャロットとユニオンの2歳馬たちはシルクの馬に比べるとやや遅れていますが、決して悪くはありません！
トロワヴァレー(牡2/吉岡)
- 24/2/29 ＮＦ空港現在は週３日、９００ｍ屋内坂路コースをハロン１５～１７秒のキャンター２本駆け上がっており、残りの日は軽めの調整メニューをこなしています。この中間からハロン１５秒ペースを取り入れていますが、問題なく対応することができています。調教時の動き自体は良くなってきているものの、気持ちが入りやすいところがあるので、様子を見ながらペースアップのタイミングを計っていきます。
15秒でも問題なく対応できており順調に来ています。気持ちが入りやすいところは相変わらずですが、コントロールが効く範囲で収まってくれれば「前向き」と言うポジティブ要素になりますからね💡
フィングステン(牝2/西園正)
- 24/2/29 ＮＦ空港現在は週３日、９００ｍ屋内坂路コースをハロン１６～１７秒のキャンター２本駆け上がっており、残りの日は軽めの調整メニューをこなしています。ゆったりとした成長曲線を描いている馬なので、段階を追って調教負荷を強めるようにしています。まだトモ高に映り、如何にもこれからの変わり身が期待できるので、春が訪れるまでは無理なく乗り込んでいく予定です。
こちらは頓挫もありましたし、ゆっくりとした成長曲線を描いている様子。トモ高と言うことで本格化は3歳夏以降になって来そうですが、その前までに1つ、2つ勝っていて欲しいですね。
ジレーネの22(牡2/石坂)
2024/02/27 ファンタストクラブ内木村牧場
引き続き、屋根付きのダートコースをハロン25秒くらいで2400～3000m、週2回はダートの屋根付き坂路でハロン16秒を上限としたキャンターを800m乗っています。最近は、ダートコースで乗るキャンターの距離を3000mの日を増やしていますが、調教メニューに余裕が感じられるようになっています。馬体の減少が見られないことからも、着実な体力の強化を感じることができます。また、自らハミを取って走れるようになってきたことで、前進気勢も増していることも良い傾向と言えるでしょう。このまま15-15調教を行う態勢を整えていきます。
体力も強化されてこれから15-15も導入予定。残口も減って来ましたね。個人的にはシルク、キャロットの追加募集次第では増資も考えていたので、そこまで残らなそうな雰囲気。
コージーベイの22(牡2/武藤)
2024/02/27 ファンタストクラブ内木村牧場
引き続き、屋根付きのダートコースをハロン25秒くらいで2400～3000m、週2回はダートの屋根付き坂路でハロン16秒を上限としたキャンターを800m乗っています。キャンターを3000m乗る日を設けるようになったことで、徐々に馬体にメリハリが出てきました。頭の位置を低く保ちながら、首を使って走れるようにと、ハミと腹帯を結んで作用させるレインライトという馬具を装着して行っているトレーニングの効果も出ているようです。体力の強化だけでなく、更に全身を大きく使って走れるようにフォームの矯正にも努めていきます。
一時はペースについて行けず心配しましたが、問題なく乗りこめている様子。馬具の効果も出ていて良さそうです。クセになる前にフォームを矯正していきたいですね。見た目にも骨太な馬でスピード感がもっと欲しいですね。
