先週の重賞振り返り【大阪杯&ダービー卿チャレンジトロフィー】

  • 2024年4月1日
  • 競馬

先週はドバイミーティングもあり、日本では大阪杯が行われるという週末。騎手がドバイに参戦してしまっていることもあり、難しい選択を迫られる週でもありました。

勝ったのは戸崎騎手騎乗の2番人気パラレルヴィジョン(牡5/国枝)でした。エエヤンが大逃げを打つ展開になりましたが、3番手追走から最後きっちり捕えて重賞初制覇となりました。

父キズナ 母アールブリュット(母父マクフィ)という血統。キズナ産駒の谷間の世代でもある5歳世代ですが、アスクワイルドモアの2022年京都新聞杯に続いて2頭目の重賞制覇。今年5度目の産駒重賞制覇となりました。母父マクフィの重賞制覇も初。母は芝1,200m-1,800mでJRA4勝。近親には中日新聞杯勝ちのメートルダールがいるキャロットのアワブラ血統。

3勝クラスを勝ち上がったJRAアプリリリース記念ではシルクの出資馬スノーグレースに僅差で勝利。その後芝に戻ってリステッドのニューイヤーSを勝ち、連勝でここを制覇。ということはスノーグレースも十分上位に行けるチャンスがあるはず!

勝ったのは横山和騎手騎乗の2番人気べラジオオペラ(牡4/上村)でした。2番手からレースを進めると、直線は早めに抜け出して追い上げるローシャムパーク、ルージュエヴァイユの追撃を退けてのG1初制覇となりました。

父ロードカナロア 母エアマグダラ(母父ハーンジャー)という血統。アイドリームドアドリーム牝系からは久々のG1馬が誕生🐣エアシャカール、エアメサイアとG1ホースが出ていますが「エア」では無い馬主さんのところから久々のG1ホース誕生でした✨ロードカナロア産駒もなんだかんだ毎年G1ホースが誕生しています。それだけポテンシャルが高い種牡馬だというのが改めて証明されましたね💡

ダービー4着馬。スプリングS、チャレンジCと中距離重賞を2勝している実力馬。クラシックで敗れたソールオリエンス、タスティエーラに古馬になってからリベンジを果たした形となりました。

中距離路線はイクイノックスが去り混沌とした状況で、そこに新たに一頭加わってきた感じですね。

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