先週はキャロットのヴィントシュティレが出走💡まさかの手に出た津村騎手の好騎乗で出資馬久々の勝利となりました。
4/20 東京4R 3歳未勝利(牝) 芝2,000m
ヴィントシュティレ(牝3/古賀)
スタートを決めるとまさかの先頭へ。そしてそのまま後続を突き放して12馬身ほどのリードを保って直線へ。さすがに最後は差を詰められましたが、粘り切って大逃げでの逃げ切り勝利🥇5戦目での勝ち上がりとなりました。
20日の東京競馬では好スタートから先手を奪う展開に。道中は後続を離して逃げつつ、直線では差を詰められながらも最後まで先頭を譲らず優勝。「いや~、正直ヒヤヒヤしましたね…。レース前の話で、逃げようと決めていた訳ではありませんが、スタートを含めてジョッキーの感触であの形になりましたね。レース後の津村は『まずはゲートでしっかり反応してくれたのと、気性面がポイントの血統なので、変に引っ張ってリズムを崩さないように、この馬のリズム重視で進めました。綺麗なフットワークと開幕週の馬場もマッチしてくれましたし、しっかり勝ち切ることができて良かったです。ありがとうございました』とのことでした。津村が言うように、大トビで綺麗なフットワーク向きの馬場でしたし、道中変に周りを囲まれてリズムに乗り切れなかったら力を発揮しにくかったでしょうから、いい判断だったと思います。理想を言えば直線でもう一段階ギアが上がってくるようになればいいかなと思いますが、そのあたりは体幹がしっかりしてくればまた変わってくる部分でもあるので、長い目で見ていきたいです。レース直後は問題なかったですが、さすがに今日は気温が上がって負担になっているでしょうから、まずはしっかり状態をチェックしていきます。今日はご声援いただきありがとうございます」(古賀師)ゲートをしっかり出て二の脚も付いたため、自分のリズムを重視して逃げの手に打って出ました。道中は後続を離してマイペースで進め、直線ではさすがに最後に差を詰められたもののしっかり脚を使って見事先頭でゴールしてくれました。これまでの競馬の内容を踏まえて距離を延して臨んだ一戦でしたから、結果を残して嬉しい限りです。今後はレース後の心身の状態を見てから判断していきます。
今回は開幕週の東京の馬場を最大限活かして競馬ができましたね。
そしてこの血統の馬は前に行ってこそというのを津村騎手も分かっていたんでしょうね。半兄ルヴァン、半姉ヴィルトブリーゼも逃げ、先行で勝利していますし、なんと言っても母のピュアブリーゼ自身がオークスで逃げて2着🥈に入っている馬ですからね。
この1勝によってしっかりと馬を成長させて使うことができます。馬場が良いところを狙うとなるとこの後は休んで夏の新潟になるのでは?と予想していますが、もしかすると5/18の3歳1勝Cの牝馬限定戦カーネーションCを使って早めの夏休みに入るというパターンもあるかもしれませんね。距離は1,800mになりますが、1勝Cの牝馬限定戦で左回りの舞台ですから選択肢として十分あるかもしれません。
これで3歳世代は5頭出資で1頭未出走引退。デビュー済みの3頭勝ち上がりとなり、特にキャロットは2/2で勝ち上がりとなりました。残されたのはシルクのストロングタイズ…果たしていつデビューできるのか?