名古屋グランプリ 名古屋 ダ2,100m
勝ったのは武豊騎手騎乗の1番人気ノットゥルノ(牡5/音無)でした。スタートを決めてハナに立つとマイペースの逃げに持ち込みます。2番手につけたキリンジを大きく引き離して逃げると2周目の向正面ではキリンジの方が苦しくなってしまい、独走の気配が出ていましたが結果は最後は流しながらもレコード。8馬身差の圧勝でした。
父ハーツクライ 母シェイクズセレナーデ(母父Unbridled’s Song)という血統。これでJDD、佐賀記念に続いての重賞3勝目。前走の川崎記念はライトウォーリアの6着に敗れてしましましたが、今回は最重量の58kgでしたが全く問題にしませんでした。
成績を見ているとあまり左回りは得意では無いのかもしれませんね。左回りの船橋や中京だと着順を落としてしまっていますが、大井の東京大賞典では毎回好走していますし、これまでの勝ち鞍は阪神、大井、佐賀、名古屋と右回りのみです。今年のJBCは佐賀競馬場ということでこの馬にとっては大チャンスですね。
エンプレス杯 川崎 ダ2,100m
勝ったのはこちらも武豊騎手騎乗の1番人気オーサムリザルト(牝4/池江)でした。ハナに立つとこちらも最後まで先頭を譲らずに逃げ切り勝ち。デビューから無傷の6連勝で重賞制覇となりました。
父Justify 母Blossomed(母父Deputy Minister)という血統。半姉のSippican HarborはG1のスピナウェイSを制しており、甥にあたるジュタロウもJRAダート3勝です。馬主はインゼルレーシングということでインゼルの馬が重賞を勝利するのは中央/地方通じて初めてのことになります。本馬は1口160万円×50口というほぼ40口クラブと同じ募集形態だった馬。それだけ期待されていたということでしょうが見事に期待に応えましたし、何せまだ底を見せていない状況。牡馬相手にも勝っていますし、今後どういった路線を歩むのか注目です。
ということでこの週の交流重賞は武豊騎手が総取りという状況✨しかも金子HDや松島オーナーが関わるインゼルの馬で勝ったので縁のある馬たちでの勝利ですから尚更印象的でしたね💡