6月デビュー予定の2歳馬【アメリカンビキニ&ポートデラメール&カービスベイ】

出資2歳馬たちの中でもシルクのポートデラメール、アメリカンビキニ、そしてユニオンのカービスベイが早期からのデビューが予定されています。

ポートデラメール(牝2/斉藤崇)

5/23 在厩場所:栗東トレセン 斉藤崇史調教師「22日にCWコースで併せて追い切りを行いました。道中はポートデラメールが3頭縦列の2番手を走り、直線で真ん中に入れる形を採りました。騎乗者は『先週の追い切りでは、若干前向き過ぎるところがありましたが、今回は終始落ち着いて走ることが出来ていました。最後は苦しくなったものの、馬なりのまま我慢して走ってくれましたし、長め1本目としてはよく動いてくれたと思います』とのことでした。小柄で非力なところは否めませんが、体幹が良いのでウッドチップでもしっかり走ることが出来ています。レースまで少し時間がありますし、良い状態で初戦を迎えられるように態勢を整えていきたいと思います」

5/16 在厩場所:栗東トレセン
斉藤崇史調教師「放牧に出した後は順調に進められていたようなので、14日に帰厩させています。昨日は坂路コースを1本登坂しましたが、最後まで軽快に駆け上がることが出来ていました。そして、本日は坂路コースで追い切りを行い、道中はポートデラメールが先行し、途中から同じ2歳のクロワデュノールに併せてそのまま同入しています。最初の追い切りと言うことで馬なりで14-13程度で登坂してくるように伝えていましたが、騎乗した大成(団野大成騎手)は『道中は前向きに進んでいく気持ちこそあったものの、だからと言って必要以上にガムシャラに走ることはありませんでした。良いスピードを持っていますし、動きも良かったです』とのことでした。最初の追い切りとしては良いスピードを見せてくれましたし、タイプ的には初戦向きのように思います。このまま順調に仕上がるようなら、6月9日の京都・芝1,200m戦でデビューさせたいと考えています」

5/10 在厩場所:ノーザンファームしがらき
調教主任「今週も周回・坂路コースで乗り込みを継続しています。あまり追い込み過ぎて疲れが出るといけないですから、メリハリを付けるようにしていますが、相変わらず元気に調教に取り組めていますし、ここまで順調そのものです。このまま問題なければ今月中には帰厩することになっていますが、このまま何事もなく送り出せるように態勢を整えておきます。馬体重は417kgです」

体型的にもマイルまでの印象なので1,400m-1,600mのレース選択かなぁ?と思っていましたが、まさかのスプリント戦となりました😳それだけスピードに優れているということでしょうし、この時期のスプリント戦ならそんなにメンバーも揃わなそうなのでこれは勝って2歳重賞に挑戦できるチャンスもあるかもしれません✨

アメリカンビキニ(牝2/斉藤崇)

5/23 在厩場所:栗東トレセン 斉藤崇史調教師「放牧に出した後も順調に進めることが出来ていたようなので、本日の検疫で帰厩させています。明日からコースで乗り出しまして、気になるところがなければ週末に幾らか時計を出そうと思います。フットワークや身のこなしを見ると、芝でもやれそうですが、アメリカンファラオ産駒と言うことを考えると、まずはダートから使っていく方が良いでしょうから、このまま順調に態勢が整うようであれば、6月15日の京都・D1,200m戦に向かう予定です」

5/17 在厩場所:ノーザンファームしがらき
調教主任「先週末は少しペースを緩めてリフレッシュ期間に当てましたが、今週は元のメニューに戻して週3回坂路コースを15-15ペースで登坂しています。入場当初は馬体を持て余している感じでしたが、ここ最近は体が動けるようになってきたことで、前向きさが増してスピードの乗りが良くなってきました。早ければ来週の検疫で帰厩することになっていますが、心身ともに良い状態で送り出すことが出来そうです。馬体重は504kgです」

5/10 在厩場所:ノーザンファームしがらき
調教主任「この中間も周回・坂路コースでの乗り込みを継続しています。乗り込んでいくにつれて最後まで軽快に坂路コースを駆け上がってくれるようになりましたし、この馬なりに体力が付いてきましたよ。このまま問題なければ今月末には帰厩することになっていますから、良い状態で送り出せるように態勢を整えていきたいと思います。馬体重は497kgです」

てっきり芝の中距離デビューかと思っていたらまさかのダート1,200mという予想外の展開に!ダートは想定していましたがまさかスプリントとは思いませんでした。まぁメンバー的にも手薄になりそうなのでチャンスは十分。

カービスベイ(牡2/武藤)

5/22 美浦トレセン
徐々に発馬が良化してきたことから、本日、武藤雅騎手が騎乗してゲート試験を受けました。入りはスムーズで、前扉が開くとスッと反応して発馬し、出てからのダッシュもまずまず良好でした。2本目の発馬もスムーズで、無事に合格判定となりました。今のところ、6/15東京(土)ダ1400・混でのデビューを目標としており、様子を見ながら追い切りを開始し、出走態勢を整えていきます。「それほど速いスタートではなかったですが、なんとか基準をクリアして合格してくれました。これで、デビューに向けて大きく前進しましたね。まだ体が太めで動きに重さがありますが、これから追い切りを重ねていけば、体が絞れて動きもピリッとしてくると思います。ダートの新馬戦は夏の東京開催は1鞍しかないので、なんとかそこに間に合わせたいですね」(師)

5/16 美浦トレセン
本日は武藤雅騎手が騎乗して、角馬場でじっくり馬体を解した後、ゲート練習を行いました。入りや駐立は変わらずスムーズで、そのまま発馬へと移行。前扉が開いてから鞍上が押していきましたが、まだ反応が乏しく、モッサリとしたスタートになってしまいました。出てからのダッシュも遅く、合格レベルにはまだまだといったところでした。更に練習を重ね、発馬スピードを上げていきます。「どっしりした性格で、馬体もまだ余裕があるのか、素早い動きができなかったですね。ゲート自体を嫌がっている様子はなく、真っすぐに出てくれているので、あとはダッシュに磨きをかけていくだけですね。しっかり練習して、早めに試験をクリアできるように頑張ります」(師)

5/9 北海道からの長距離輸送の後でしたが、移動後も熱発等の異常はなく、本日から騎乗調教を開始しています。まずは状態確認とトレセン内のスクーリングに重点を置いて、角馬場でダクとハッキングを行っています。動きは特に問題なく、体調も良好です。様子を見ながらゲート練習を開始し、ゲート試験合格を目指していきます。「まずは無事にトレセンでの調教を始動できて良かったです。初めての場所ですが、落ち着いていて、問題なく調教を行えていましたよ。馬格のある馬で、現時点ではダートが合うのではないかと思っています。まずはゲート試験が第一関門ですが、それをスムーズにクリアできれば、夏開催の東京の3週目に組まれているダート1400mの新馬戦を目指していきたいですね」(師)

血統的には芝なのですが、馬格もありますしダートを試してみるということでしょう。東京開催でダートの新馬戦は記載の6/15のダート1,400m戦のみ。この時期のダート戦ならそんなにメンバーは揃わないと思いますがどんな結果になるか?

ということで2歳世代9頭出資のうち1/3の3頭が6月中の早期デビューを迎えることができそうです。早くデビューできればそれだけチャンスも多いですからね💡

カービスベイはユニオンの募集馬評価で1番評価の高かった馬の1頭ですし、アメリカンビキニやポートデラメールも人気はそんなにでしたが高評価して出資に至った馬ですから早期からデビューできるのは嬉しいです。

今年も募集馬検討用のリストを作成して販売しようと思っておりますのでぜひご活用頂けますと幸いです🙇

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